株式投資において把握すべきリスク~分かりやすく解説~

本記事では、株式投資をする上で必ず把握しておくべきリスクについて、可能な限り分かりやすく丁寧に説明・解説していきます。

リスクの無い株式投資はない

いきなり出鼻を挫くようですが、まずはこの前提を認識しておかないといつか痛い目を見ることになります。

株式投資で扱われる株式は『金融商品』と呼ばれるものの1つで、多かれ少なかれリスクの伴う商品となっています。

ですので、リスクを背負いたくないという方は、そもそも株式投資をやるべきではありません。

これ以外の方法でご自身の資産を増やすなり守るなりすることをオススメします。

株式投資におけるリスク一覧

では上記前提を踏まえた上で、どのようなリスクがあるのかをまずはまとめて見てみましょう。

  • 価格変動リスク
  • 流動性リスク
  • 信用(倒産)リスク
  • 為替変動リスク
  • カントリーリスク

この5つが、株式投資においての主なリスクとなります。文言を見ただけではよく分からないと思いますので、順番に細かく見ていきましょう。

価格変動リスク

簡潔に言うと『株式の価格が上下することについてのリスク』です。

株式の価格は「株価」と呼ばれていますが、この株価は一定ではなく常に変動しています。

例えばあなたがA社という会社の株価が100円の時に買ったとして、1週間後にこの株価が110円になっていたとすれば、この時点で10円得していることになります(購入時より10円値上がりしているため)。

しかし反対に、1週間後に株価が90円になっていたとすれば、この時点で10円損をしていることになります(購入時より10円値下がりしているため)。

自分が買った時より株価が上がっていればそれを売ることで利益を得られますし、自分が買った時より株価が下がっている状態で売れば損失を出すことになります。

このように、『株価が上がるかもしれないし下がるかもしれない』という不確実な状態であることを価格変動リスクと呼んでいるのです。

流動性リスク

簡潔に言うと『自分が売買したい時にできないことについてのリスク』です。

株式を買う時も売る時も共通していることとして、「必ず相手方が存在する」というものがあります。

自分が株式を買いたい時はそれを売りたいと思っている人がいて初めてその取引が成立しますし、自分が株式を売りたい時はそれを買いたいと思っている人がいて初めてその取引が成立するということです。

逆を言えば、たとえ自分がどれだけ株式を買いたい(売りたい)と思っていても、それを売ってくれる(買ってくれる)人がいなければ希望は叶いません。

このような売買のしやすさ(常にやり取りが活発であるかどうか)のことを『流動性』と呼び、流動性が無くて売買ができないかもしれないことを流動性リスクと呼んでいます。

信用(倒産)リスク

簡潔に言うと『株式を発行している会社が倒産することについてのリスク』です。

当たり前ですが、会社は何らかの事業を行い利益を出すことを目的として活動しています。

しかし、その事業が上手くいかず赤字が続いたり何らかの理由で会社の経営が傾いたりすると、会社が倒産する可能性があります。

すると、世間ではその会社の価値はもうないと判断され、株価がゼロないし限りなく低くなり、自分が持っている株式が紙くず同然となります。

このことを信用(倒産)リスクと呼びます。

為替変動リスク

簡潔に言うと『為替(異なる2つの通貨の価値)が上下することについてのリスク』です。

これは外国株式(米国株や中国株など)を売買する時に発生するリスクです。

外国株式を買う時は外貨建て(日本円ではなくその外国の通貨)で買うことがありますが、日本円と外国通貨の価値は常に変動しています。

外貨建てで株式を買うために日本円をアメリカドルに変換する時に、

・「日本円:100円=アメリカドル:1ドル」
・「日本円:110円=アメリカドル:1ドル」

のどちらが良いかといえば、前者の方が日本円が少ない金額で1ドルに変換できるのでお得ですよね。

このように、為替の変動によって得をするかもしれないし損をするかもしれないという不確実な状態であることを為替変動リスクと呼びます。

カントリーリスク

簡潔に言うと、『その国の情勢や経済状態によって株式の売買ができなくなったり損失が発生することについてのリスク』です。

こちらも基本的に外国株式(米国株や中国株など)を売買する時に発生するリスクです。

例えばその国で革命が起こって政権が倒れたり、バブル景気が弾けたり、抱えている債務(借金)を返せなくなったりすると、国に対する信用や信頼を不安視し、それによって自分が得られるはずだった利益が得られなくなり損失を被る可能性があります。

このように、カントリー(国)が原因となって発生する(かもしれない)危険のことをカントリーリスクと呼びます。

まとめ

それでは最後に、株式投資におけるリスクをまとめておさらいしましょう。

価格変動リスク
株価が自分が買った時より下がることで損失を被るかもしれないリスク

流動性リスク
自分が希望した時に株式を売買できないリスク

信用(倒産)リスク
自分が持っている株式を発行している会社が倒産することで株式の価値が紙くず同然になるかもしれないリスク

為替変動リスク
外国株式を買う時に、その時の為替(異なる2つの通貨の価値)によって損失を被るかもしれないリスク

カントリーリスク
国の情勢や経済状態などが原因となって希望通りに株式を売買したり、得られるはずの利益が得られなくなるリスク

株式投資は正しくリスクを把握した上で、無理のない範囲で楽しく行うことが大切です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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