格闘技は敷居が高いのか

格闘技のこと
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僕は格闘技を始めてかれこれ10年以上経ちますが、その間に職場やプライベートで出会ってきた人達の中で同じように格闘技をやっている人は、片手で数えられるくらいしかいませんでした。

ほとんどの人達は格闘技というもの自体をほとんど知らず、「ボクシングくらいしか分からない」というレベルです。

会話の中で、「格闘技をやってみない?楽しいよ?」と冗談交じりに誘ってみたこともありますが、返ってくる言葉は「痛そうだし怖いから遠慮しとく」というような断りでした。

もちろんそれは本人の自由なので特に何とも思っていなかったのですが、ある時護身術のセミナーに参加する機会があって、講師の方とお話した際に、こんなことを仰っていたのです。

「格闘技と比べて、護身術には女性や年配の方の参加率が高い。格闘技と聞くと敷居が高いと感じるようだ。」

僕はこれを聞いた時、衝撃を受けたのを覚えています。

僕にとって格闘技は決して敷居が高いものではなく、子どもでも女性でも気軽にやることのできるスポーツだと思っていたからです。

もちろんアマチュア選手として試合に出場したり、プロでやっていくためには辛く厳しい練習を積み重ねなければなりませんが、そこを目的としていない人にとっては楽しく行うことのできるものという認識でした。

しかし、よくよく考えてみればそれは僕が格闘技を実際にやっていて、ジムの雰囲気やそこにいる人達のことを知っているという前提があるからこそ分かることであって、格闘技に触れたことも見たこともない人達からすればそう認識していても不思議ではないのです。

特に格闘技は普通に生活していたらまず関りを持つことはないので、それも鑑みてみると確かに敷居が高いと思われても仕方ないのかも・・・と感じています。

ただ、繰り返しとなりますが格闘技は決して敷居が高く難しいものではありません。

あくまで趣味程度で楽しみたい、ダイエット目的で頑張りたいという人は最もケガの危険性がある対人練習(スパーリングや組手など)をするかどうかは自分で決められるので嫌であれば不参加でOKですし、教えてくれるトレーナーも無理なことはさせません(仮にさせてくるようなら、そのジムは辞めて別のジムを探した方がいいです)。

やり方次第で文字通り、老若男女が取り組めるスポーツの1つです。

なので、「格闘技に興味はあるけど、怖いし痛そうだしちょっとな・・・」と思っている方は、騙されたと思って1度ジムを見学したり体験してみてください。

そこには決して敷居が高いことのない環境が存在するはずです。

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