キックボクシングジムで教えてもらえず放置される理由と対処法について

格闘技のこと
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近年、人気モデルや俳優がトレーニングに取り入れているだとか、ダイエットに最適ということで、キックボクシングを始める人が増えています。

ジム側も会員を増やすために『初心者大歓迎!』を掲げており、まさに双方にとって良い形に見えます。

しかし、それと同時によく聞くようになった問題の1つが、ジムに行っても何も教えてもらえず放置されているというもの。

せっかくお金を払ってジムに通っているのに、これでは意味がないと悲しんだり憤っている人をネットでよく見かけます。

僕は格闘技を10年以上やってきて、これまでにいくつかのジムを渡り歩いてきました。

今回はその経験から、放置されるというのが本当かどうか、またその場合の対処方法についてお話したいと思います。

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放置の真偽

まず、「本当に教えてもらえず放置されることってあるの??」という疑問に関しては、本当ではありますが正確ではありません。

少なくともミット打ちに限れば、ほとんどのジムではトレーナーが持って教えてくれます。なので、ジムに来てから帰るまで終始放置されるということはまずありません。
※逆にそれがあるジムは今すぐ退会することをオススメします。

但しミット打ち以外では、正直言って放置されることは多々あります。
僕がこれまでに通ってきたジムでも、その場面はよく見てきました。

放置される理由

その理由は、主にこういったことが挙げられます。

来ている会員の人数が多すぎて手が回っていない

夜の時間帯にありがちですが、仕事終わりの人達が一斉に来て人数が多くなり、トレーナーの手が足りない状態になることがあります。

また、人数が多いと安全面の確認も大変なので、丁寧に教える余裕がないということもあります。

体験入会者や、入会したての初心者が来ている

体験で来ている人や、入会したばかりの会員にはトレーナーもマンツーマンで説明や指導するため、そちらにかかりきりになる他の会員が実質放置状態になることがあります。

女性会員が来ている

ジムにいるトレーナーは男性がほとんどです。また、会員の割合的にもやはり男性の方が多いです。

そうすると、女性会員が来ている場合トレーナーはそちらに話しかけたり教えに行くことが多くなり、他は放置されることになる場合があります。

特に若くて可愛らしい女性会員が来ているとその傾向は強くなります。

放置された場合の対処法

自分で考えてやりながら学ぶ

これは何に対しても言えることですが、一から十まで何でもかんでも教えてもらおうという受け身の姿勢ではなく、「こうすればもっと良くなるかも」や「これをやったらどうなるだろう」というように自分の頭で考えながらやることはとても大切です。

ハッキリ言ってパーソナルトレーニングでない限り、トレーナーが最初から最後までマンツーマンで付きっきりとなって教えてくれることはありません。

また、自分で考えてやれない人は、たとえマンツーマンで教えてもらっても進歩がありません。

放置されるのが辛いのは分かりますが、それに嘆いてばかりいるのではなく自ら学んでいく姿勢を作りましょう。

マンツーマンのシステムを整えているジムに行く

どうしても付きっきりで教えてもらいたい、または付きっきりとまではいかなくとも逐一丁寧に教えてもらいたいという場合は、思いきってマンツーマンで指導してくれるジムに行きましょう。

ジム自体がマンツーマン指導のシステムで稼働しているケースと、普段の指導(ここで言う放置されることもある一般の練習)とは別にマンツーマンシステムの枠を設けているジムであるケースの2種類があります。

これなら、自分とトレーナーだけなので文字通り最初から最後までみっちり教えてもらえます。

但し、マンツーマン指導は料金もお高め(1時間6000円~10000円とかザラです)なので、自分のお財布事情とよく相談するようにしてください。

ジムに行く時間帯を変える(ラッシュを避ける)

ジムにいる会員の人数が少なければ、トレーナー側も割かし余裕を持っていられるため、教えてもらえる時間も頻度もラッシュ時とは格段に変わります。

マンツーマンではお金がかかりすぎて無理…という人は、ジムに行く時間帯を変えてみるのも有効な手段の1つです。

ジムによって混雑する時間帯は異なる場合があるので、あらかじめトレーナーにその点について聞き取りしておくことが大切です。

まとめ

ジムで放置される主な理由と、その対処法をおさらいしましょう。

放置される理由

・来ている会員の人数が多すぎて手が回っていない
・体験入会者や、入会したての初心者が来ている
・女性会員が来ている

放置される場合の対処法

・自分で考えて学びながらやる
・マンツーマンのシステムを整えているジムに行く
・ジムに行く時間帯を変える(ラッシュを避ける)

「そんなの放置していい理由にはならない!」とか「根本的な解決になっていない!」という想いはあるかもしれませんが、運営方針はジム側が定めているものであり、仮に声をあげたとしても改善がどこまでされるかは不明瞭な上、ジム内で自分の立場が悪くなる可能性があります。

もちろん声をあげること自体は悪いことではありませんし反対はしませんが、個人的にはそこに労力を使うくらいならば、他の方法で問題に対処していった方が効率的ではないかと思います。

いずれにしても、自分が可能な限り満足できるキックボクシングの練習をしてもらえれば何よりです。

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