『派遣社員はデメリットしかない』の真相【メリットの活かし方】

お金・副業・キャリア
この記事はこんな人におすすめ

・派遣社員として働くことを考えている人
・派遣社員のメリットとデメリットを知りたい人
・派遣社員に向いている人、向いていない人を知りたい人

派遣社員という存在は、未だに正社員と比較すると「不安定」だとか「使い捨てにされる存在」などと言われています。

そのため、何とか正社員になるために頑張る方がとても多いように感じています。

しかし、派遣社員も正社員にはない様々なメリットがあります。

この記事では、派遣社員として6年間勤務し派遣会社の営業としても働いた経験のある僕が、その点について説明していきます。

※同じ派遣社員でも、所属する派遣会社や派遣先会社などによって、待遇は異なる部分も多いです。
あくまで一例として参考にしていただければと思います。

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派遣社員として働くことの5つのメリット

派遣社員には、正社員にはない様々なメリットがあります。

それが主に以下の5つ。

・残業がほとんどない
・無茶な仕事を回されない
・転勤がない
・辞めるのが簡単
・スキルがちゃんと身に付く

以下で、それぞれ詳細を説明します。

残業がほとんどない

派遣社員は、正社員のように残業をすることがほとんどありません。

繁忙期には残業をお願いされたりということはありますが、任意の場合が多いです。

また、サービス残業で理不尽な働かされ方をしたら派遣会社に相談ができるので、そのような目にも遭いづらいです。

正社員とは業務量が違うので、そこまで切羽詰まる状況にも陥りません。

責任も重くないので身軽で動きやすいのも特徴ですね。

無茶な仕事を回されない

正社員は、往々にして無茶な仕事を振られることが多いです。

しかしそれを断ることは当然できず、やむなく取りかかることを強要されます。 

派遣社員は、あらかじめ契約した業務外のことをさせることはできず、仮に内密にさせようとしても派遣会社に相談されるなどの抵抗を警戒され、そのようなことがありません。

あくまで契約内の仕事のみを行うことになります。

これをメリットと取るかデメリットと取るかは人によるかもしれませんが、契約内にある仕事のみを確実にこなせばOKなのは負担が少なく済みますね。

転勤がない

派遣社員の転勤は基本的にありません。

だから突然の引っ越しを迫られることもなく、慣れ親しんだ場所で働くことが可能です。

全国転勤があるような仕事だと、いつ声がかかりどこに行くことになるか不安になることもあります。

しかし派遣社員はそのような心配は不要なので、安心して働けます。

辞めるのが簡単

正社員が仕事を辞めるには、直属の上司に退職の意を示す必要があります。

この際強い引き留めにあったり、辞める時期を先延ばししてほいと言われることもあるでしょう。

これに対して派遣社員は、所属する派遣会社の担当者に申告すればいいだけ。

もちろん辞めたい理由は聞かれますし、改善可能な理由であれば派遣会社も努力して何とか辞めずに済む方法がないかと検討します。

しかしこちらが辞めたい意志が本気であれば承諾されますし、何より派遣先の上司よりも遥かに伝えやすいです。

また、派遣社員は正社員よりも辞めさせるのが簡単と言われていますが、無条件ですぐさま辞めさせられるわけではありません。

会社自体の経営が問題なければ、まず大丈夫です。

スキルがちゃんと身に付く

派遣社員はスキルアップできないという批判があります。

しかし業種をちゃんと選べば、自分が望むスキルを身に付けることは十分可能。

むしろ、限定的な業務内容ということを逆手に取って、専門的な知識を得ることもできます。

また、場合によっては担当業務の追加を派遣先から打診され(任意)、できることが増えていきます。

自分の能力次第でチャンスがあるのは、正社員と同じだと思います。

派遣社員として働くことの5つのデメリット

派遣社員として働くことは、いくつかのデメリットもあります。

それが以下の5つ。

・昇給が見込めない
・ボーナスが出ない
・交通費が支給されない
・スキルアップに限界がある
・正社員より下に見られる

こちらも順番に詳細を説明します。

 昇給が見込めない 

派遣社員は、基本的に始業開始時に定められた時給がアップすることがほとんどありません。

例えば開始時に1000円であれば、どれだけ業務で好成績を残そうが勤続年数を重ねようが、最後まで1000円のままということがザラにあります。

僕は営業時代に、派遣社員の昇給を上げてほしい旨を派遣先企業に何度か依頼したことがありますが、それが通ったことは1度もありませんでした。

派遣先企業からしてみれば、既に派遣会社と社員には高いコストをかけており、これ以上コストをかけたくないという本音があるのです。

そのため、派遣社員でいるうちはどれだけ頑張っても昇給する可能性はほぼ無いと思っておきましょう。

ボーナスが出ない

派遣社員にボーナスが出ることはありません。

普段の給料こそ時給換算すると正社員より良いケースもありますが、正社員が受け取れるボーナスは派遣社員に一切ないため、年収面ではやはり正社員の方が圧倒的に高いことがほとんどです。

1人暮らしなら生活に困ることはない金額ですが、2人以上となるとかなり厳しいので、結婚などで誰かと生活をともにする予定がある場合は、これからどうするか 考えていく必要があります。

交通費が支給されない

派遣会社によっても異なりますが、派遣社員はほとんどの場合、交通費が出ません。

そのため、自宅から勤務地が遠ければ遠いほど、費用がかかり損をすることになります。

僕と同じ派遣社員の先輩は、それを考慮して引っ越しのタイミングで職場の近くに住んでいました。

正社員であれば費用にならないものも派遣社員だとなるのは、なかなかのデメリットと言えます。

スキルアップに限界がある

派遣社員の業務内容や範囲は、正社員と比較して浅く狭いことがほとんど。

そのぶん仕事は楽ですが、逆を言えば担当させてもえることに限りがあるため、スキルアップがしにくい環境です。

そのためスキルアップをしたい場合、転職するか昇進するしかありません。

優秀であれば派遣社員でも昇進が可能な職場はあるので、そのチャンスを狙うことになります。

正社員より下に見られる

今や正社員といっても決して安泰ではありませんが、未だ世間的には『正社員〉派遣社員』という認識が根強く残っています。

だから派遣社員だと話すと、周囲からは「気楽そうでいいね」とか「派遣社員なんてやめといた方がいいよ」なんて、無責任なことを言われます。

自分が気にしなければそれで済む話ですし、そんなことを言ってくるのは時代遅れの人間なので、適当に流しておくのがベストです。

派遣社員に向いている人

上述の通り、派遣社員にはメリットとデメリットがありますが、これを踏まえた上でここから派遣社員が向いているのはどんな人なのかお話します。

ライフワークバランスを大切にしたい人

派遣社員は残業がほとんどないため、プライベートの時間もしっかり確保できます。

だから大切にしている趣味があったり、仕事ばかりの生活を送りたくない人にとってはピッタリの働き方と言えるでしょう。

職場によっては事前に希望休を申請できますし、有給も取りやすいので旅行などもいきやすいです。

正社員だと仕事に追われプライベートがほとんどないなんて人もザラにいるので、これは大きいメリットですね。

将来やりたいことが明確にある人

派遣社員でよくいるのが、何らかの夢を追いかけていて生活費稼ぎのために働いているという人です。

予定が柔軟に組み立てやすいので、最低限働いてあとは夢に向かって活動するのに、とても良い環境なのです。

スキルアップを望む必要もないですし、責任を負わされることがなくやりたいことに力を注げます。

副業をしている人

副業で別の収入源を作るには、本業の空き時間や休日での作業が必須。

それなのに本業に追われていたら、副業するための時間を作ることが難しくなります。

派遣社員であれば残業がほとんどないので、ちょうどいい塩梅で副業に取り組むことが可能です。

副業を軌道に乗せられれば、不労所得の仕組みを作り上げることも不可能ではありません。

本業で働き続けて心身を消耗させるより、副業で根本的な打開ができたら最高ですね。

派遣社員に向いていない人

派遣社員に向いている人がいる一方で、以下に当てはまる人は向いていないと言えます。

ひたすら受け身・指示待ちの人

他人からの指示や命令がないと動かない、いわゆる自発的な行動ができない人は、派遣社員はやるべきではありません。

その姿勢だと派遣社員では良くても、正社員やフリーランスといった別の就業形態で働けなくなります。

社会人は基本的に自分から動かないと、何も教えてくれないし何も変わらないのが当たり前の世界です。

派遣社員ではそれでも良くても、そこから違う道に行こうとした時に何もできなくなってしまいます。

プライドを持っている人

派遣社員は、世間的に見れば正直見下されがちなポジションです。

実情がどうであれ偏見を持っている人は少なくないので、派遣社員であることをバカにしたり笑ってきたりする人もいます。

そのため、自分に自信を持っていてプライドが高いと、それを受け流せず余計なストレスを抱えたり、どんどん不安な気持ちになってしまう恐れがあるのです。

派遣社員という働き方をしているのはその人なりの理由があるものですが、周囲の意見に感情を動かされるとそれがブレて悪い影響しか出ません。

何を言われようと笑って受け流せるくらいの、ある種のプライドの低さと心のゆとりがなければ厳しいでしょう。

楽したいだけの人

派遣社員という働き方を、「楽だから」という理由だけでするのはおすすめしません。

基本的に派遣社員は、勤怠をちゃんと守っていてよほどの問題を起こさない限りは、契約を切られることはありません。

しかし、自分の中でただ楽をしたいだけでタラタラとやっていると、その間は何も身に付くことがなく、ひたすら自分の怠惰さが増すだけです。

僕はこれまでにそういった人をたくさん見てきましたが、それに慣れてしまい辞めたくても辞められないという話を何度も聞いてきました。

そのような状態にならないよう、十分注意しなければなりません。

派遣社員という働き方を活かして充実した生活を送ろう!

以上が、派遣社員のメリットとデメリット、向いている人と向いていない人の特徴でした。

派遣社員は会社の雇用の調整弁と言われていますが、それは間違ってはいません。

僕は派遣会社の営業として働いていた時に、そう感じる場面に何度も遭遇しました。

しかし、この働き方はする側にも様々なメリットがあるのも事実。

だからこそ、ただ会社に都合の良いように使われるのではなく、こちらも大いに使ってやろうという魂胆を持って働くことが大切です。

派遣社員のメリットを存分に活かして、自分のやりたいことをやって、充実した生活を送りましょう。

【マイナビスタッフ】

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