【お金から学んだこと】お金は人間の本性を暴きだす

お金・副業・キャリア
この記事を読んで分かること

・お金が絡んだ特に見える人間の本性
・『お金のリテラシー』の怖さと大切さ

「人間の本性を知る方法はあるか?」

もしそのような質問をされたら、僕は自信を持って「お金の問題で試せば分かる」と答えます。

軍の特殊部隊の入隊試験では食事や睡眠をロクに取らせず過酷な任務を与えて隊員を限界まで追い込むそうですが、これは『人は極限状態に置かれると本性を表す』ということで、その人が本当に特殊部隊として相応しいかを見極めるそうです。

これと同様に、人間にとってお金は生きていく上で切っても切り離せないものなので、自分のお金の安全が脅かされるとそれまで見せなかったものを恥も外聞もなく見せてくるようになります。

僕は仕事を通じて、『お金が絡んだ時の人間の本性』を数多く見てきました。

お金のおかげで、人間という生き物のことを学ぶことができたと思います。

この記事では、そんな僕の経験を書いていきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

お金の問題を扱う現場の実態

僕は以前、とあるサービスのお金に関する問い合わせを受ける、カスタマーサポートの仕事をしていました。

そこは無料で問い合わせが可能ということもあって、連日多くの方から問い合わせが入ってきていたのですが・・・

ハッキリ言って、現場はまさに『壮絶』の一言。

暴言を吐かれたり怒鳴られるのは日常茶飯事で、心を病んでしまい退職するスタッフもたくさんいました。

僕は3年ほど働いていましたが、その間に以下のような人達に対応しました。

・返金されないことに納得がいかず、半年以上にわたって毎日抗議のメールを送りつけてくる人
・消費生活センターや弁護士事務所に相談に行く人
・警察に被害届を出そうとする人
・3時間しか経っていないのに「返信が来ない」と激怒する人
・厚生労働省の副大臣と知り合いだから、相談してお前らの会社を潰してやると吐き捨てる人
・大泣きしながら「お前らは人の心がないんか!」と言い続けてくる人

今となってはよい思い出ですが、当時は「仕事とはいえ何でそこまで言われなきゃならないの?」と、終わらない相手からの一方的な主張に心の中でウンザリしていました。

それが数十万や数百万という金額であればまだ気持ちも分かります。

しかし、数百円などの少額で延々と文句を言い続けるのを聞いていると、「この時間を仕事に充てて稼いだ方が早いのに、無駄な時間の過ごし方してるな」というのが率直な気持ちです。

お金で見えてくる人間模様

また、お金はその人を取り巻く人間模様もつまびらかにします。

例えば、よくあるのが「家族・友人が知らない間にお金を使っていた)」というもの。

・父(母)が使っていた
・子どもが勝手に使っていた
・友人がふざけて使っていた

など、本人が知らない間に自分のお金を使われているケースは毎日問い合わせがありました。

そしてそういう場合、詳しく話を聞いていると大抵は両者がもともと不仲だったり、信頼関係が築けていないのです。

これが原因となって家族会議が行われたり絶交したなどということも聞いていると、お金は人間模様をさらけ出しその後の関係をも左右するのだなとつくづく思いました。

そもそもその前に、本人がちゃんとセキュリティを掛けていなかったという落ち度はありますが・・・

お金に卑しい浅ましく残念な人達

お金に関わる仕事をしていると、嫌が応にも人間の醜い一面を直視することとなります。

例えば、自分のお金が損を被ることはたとえ1円であっても許せないという姿勢。

実は問い合わせの9割は本人のミスで引き起こしたものであったり、本人の勘違いだったりするのですが、どれだけ説明してもひたすら自分のお金が返ってくるかどうかにしか焦点を合わせず、反省などしないのです。

子どもならまだしも、いい年した大人がこんな状態なんてとても恐ろしく感じます。

また、サービスの規約が自分の納得いかないものに変わったから、これまで使ったお金を全て返せということもあります。

変更された規約に納得いかないというのは分かりますが、変更前まで十分に楽しんでいたにも関わらずそれを全て返せと、堂々と言えることが信じられませんでした。

何より、サービス利用開始前に規約に「いかなる場合にも返金には応じない」ということが明記されているのに、同意しておいてそれを言ってくるなんて筋違いです。

こうした醜い人達は特に中高年に多く、こんな年の取り方はしたくないと心から思ったものです。

『お金のリテラシー』の大切さ

こうした人達とじかに接してきて、とても痛感したことが1つあります。

それは、『お金に対するリテラシーが人生を左右する』ということ。

先程お話したように、問い合わせ内容の9割は自分のミスや勘違いで発生した問題なのですが、話を聞いているとそもそもどういう仕組みでお金が引かれているのか分かっていなかったり、よく分からないまま決済方法にクレジットカードを登録していたりします。

どれも規約や説明署に書かれており、少し自分で調べればすぐに分かることなのですが、こうした人達はそれすらできるレベルにない状態。

つまり、お金のリテラシーが極端に低いがために、普通はそうならない(回避できる)ことを引き起こすこととなり、

・問い合わせるための時間と手間を喰われる
・余計な出費

という人生で大事なものを消費する結果となってしまいました。

自分のお金は自分で守るためにも、このリテラシーは少しでも早くしっかり身に付けるべきだと、対応しながら心から思いました。

人付き合いは『お金への接し方』で決めよう

以上のことから、お金は良くも悪くも人間の本性を白日の下にさらします。

ある時、普段キラキラしてカッコいい投稿をSNSでしている女性から問い合わせがあったのですが、とても投稿を見ている人達には明かせないようなお金へのがめつさを見せていました。

どれだけ普段外見を取り繕っていても、お金が関わることで人はこうもなりふり構わなくなるのかと密かに驚いたものです。

もし今あなたに、「この人はどんな人なんだろう・・・」と気になる人がいたら、お金に対する反応を見ることをおすすめします。

特に相手がお金を損するような形の時(実際に損をするかどうかではなく、損するかもしれないという段階でもOK)に、あなたにどんな姿を見せるか。

その時に見せた姿こそ本性なので、それでその人と今後どのように付き合っていくべきか決めるのが良いでしょう。

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