ネットワークビジネスのセミナーの実態【勧誘された経験者が語る】

お金・副業・キャリア
この記事を読んで分かること

・ネットワークビジネスのセミナーとは
・ネットワークビジネスのセミナーの詳細
・ネットワークビジネスのセミナーの裏側

昔から存在しているネットワークビジネスと呼ばれる商法。

未だ勧誘に熱を入れている団体も多いので、皆さんも1度くらいはセミナーに誘われたことがあるのではないでしょうか。

僕自身も例に漏れず、遥か昔ではありますがこのセミナーに誘われたことがあります。

やる気はサラサラ無かったのですが、どんなものなのか興味はあったため、参加して色々話を聞いていました。

この記事では、当時話を聞いた記憶をもとに、ネットワークビジネスのセミナーの実態と、その裏側についてお話します。

(最初に言っておきますと、個人的にネットワークビジネスはあまりオススメできるものではないと思っています。)

興味がある方は、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

ネットワークビジネスのセミナーの目的と狙い

そもそも、ネットワークビジネスのセミナーの目的と狙いは、以下の通りです。

・新しい仲間(勧誘者)の獲得
・商品を購入してもらうことによる利益確保
・自組織の宣伝と拡大

今は分かりませんが、当時こうしたセミナーは定期的に開催されており、そのたびにかなりの人数が参加していたようです。

…と言っても、その中には団体の関係者も多く、明確にどれくらい集まっていたかは分かりません。

しかし、僕が参加したセミナー会場の規模からすると、100~200名くらいは入っていたと思うので、なかなかの人数だったとは思います。

ネットワークビジネスのセミナーの流れ

セミナーに参加するまでの経緯と、当日の流れは以下の通りです。
※僕が参加したセミナーの話なので、セミナーによって異なると思います。

何らかの手段で人(勧誘者)と会う(大抵はSNS経由や昔の知り合いからの連絡がキッカケ)
※大半はこの時点で勧誘者とは明かさない

②話をしているうちに「ビジネスセミナーがあるんだけど参加しない?」と持ちかけられる
※大半はこの時点で『ネットワークビジネスの勧誘』とは開示しない

③参加前に勧誘者と近くで待ち合わせし、一緒に会場入りする

④受付を済ませる(セミナーによっては参加費として金銭を取る場合あり)

⑤スピーカーと呼ばれる講師が登壇しセミナー開始(大抵は『成功者』とか『自由な暮らし』など、一般の人達が羨ましがりそうなワードで紹介される)

⑥講師の話が終わると、団体の関係者が登壇して「自分もこれを始めて生活が変わった!」というような話をする

⑦自主製作したPV(プロモーションビデオ)を鑑賞する

⑧セミナー終了。勧誘者とともに、講師のもとに挨拶をしに行くこと有り

⑨勧誘者から「カフェに行こう」などと誘われ、セミナーの感想などを聞かれ「一緒にやろう」と熱い誘いを受ける

全体的に言えることとしては、『とにかく暑苦しい!』です。

気温的な意味ではなく、団体関係者全員がとにかくテンションが高くて、冷静な方はこの時点で冷めると思います。

また、無意識だと思うのですが、『俺達すげぇだろ!』みたいな空気を出してくるので、渦の中にいない側からすると少々…人によってはかなり怖いです。

ネットワークビジネスのセミナーの裏側

さて、ここまでがセミナーの実態ですが、ここからは初参加(勧誘された人達)が知らない裏側をお話します。

事前にあなたのプロフィールシートは幹部に渡っている

セミナーに誘われた人達は、勧誘者が連れてくるのが基本です。

実は勧誘者は、あなたのプロフィール(年齢や性別、どんな人柄か等)を作成し、団体の幹部に提出しているのです。
※これを『アテンドシート』と呼ぶそうです。

そうすることで、その人物がどの程度引き込まれやすいかを把握し、各自に刺さりやすいワードを使って勧誘してきます。

本人の承諾なく作られているわけですから、個人情報保護から逸脱している気がしてなりませんが、少なくとも当時はそれが普通だった模様…

つまり僕のプロフィールも団体幹部に渡っていたということなので、恐ろしいですね。

勧誘者も必死

彼等が法律に違反するリスクを冒してまで勧誘をするのは、様々な理由があります。

まず第一に、ネットワークビジネスでは自分の下に人がいないと全く利益になりません。

詳しい仕組みは忘れてしまったのですが、結局あのビジネスはユーザーに商品を買ってもらわないと何も始まらないのです。

外車を乗り回し海外旅行に行きまくっているような『成功者』は、団体の中でもほんの一握り。

ほとんどは普段会社員など別の仕事をして生活費を稼いでいる、僕達と変わらない生き方をしています。

何とか自分も『成功者』になりたいがために、必死になっているのが実情です。

セミナーの前列にいる人達は『盛り上げ役』の団体関係者

セミナーではスピーカー(講師)が特に熱を込めて話しているところで、「おぉー!」と興奮した様子でどよめく人達が前列にいます。

実は彼等、全員が団体のメンバーです。

適度な盛り上げ空気を作ることで、初参加の人を同じ興奮状態にしやすくしているのです。

日本人は特に同調効果の影響を受けやすいので、有効な戦略として取り入れている団体も多いのではないでしょうか。

やっていることは会社員と変わらない

ネットワークビジネスでは、『お金と時間の不安から解放されよう!』とか『社畜から抜け出そう!』ということに皆憧れを抱き、必死に活動しています。

しかし、中身をよくよく聞いてみると、やっていることは彼等が忌み嫌う会社員と同じです。

その証拠として、彼等の活動内容の一部を以下に並べてみたのでご覧ください。

・勧誘
・団体トップや幹部に顔を覚えてもらうための挨拶
・アテンドシートの作成
・全体会議
・打ち合わせ
・営業トークなどの勉強

この他にも色々あるようですが、これだけ見ても営業職の会社員がしているものと何ら変わりません。

あたかも特別な魔法かのように勧誘しているものの、結局ビジネスであることは変わらないので、根本的な部分は同じなんですよね。

確かにトップクラスは自由きままに暮らしているのかもしれませんが、それ以外の人達は『夢』や『希望』をエサに、トップをさらに肥やすため搾取されているに過ぎないように思います。

やるなら誰にも迷惑かけない副業を!

よく、「ネットワークビジネスをやると友人を失くす」などと言われていますが、あれは本当にその通りだと思います。

先程お話したように、勧誘者も自分の利益を上げようと必死なので、自分の持っているあらゆる人脈を使って勧誘していきます。

本人は悪いことをしている自覚は無くても、勧誘された側から見れば「金づるにされようとしている」といったような嫌悪感を抱かせるので、どんどん離れていくのも納得できますよね。

ネットワークビジネスそのものを非難する気はありませんが、利益のために他人を巻き込んでいくのはどうあっても許されないことです。

もしどうしても『お金が欲しい!』とか、『会社員を辞めて自由に暮らしたい!』などと思うならば、誰にも迷惑をかけず1人で完結できる副業をやった方がよほど良いのではないでしょうか。

以下の記事で、そんな副業についていくつかご紹介してますので、良ければご覧ください。

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