【経験者が解説】心理カウンセラーに向いていない人の6つの特徴

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メンタルの問題が叫ばれるようになった昨今。

それに比例するかのように、心理カウンセラーを目指す人も以前よりグッと増えたように感じます。

しかし、心理カウンセラーといえども人間であり、気質や性格的に『向いている人・向いていない人』というのは存在します。

僕が心理カウンセラー養成講座を受講していた時、正直なところ心理カウンセラーに向いていないと感じる人が数名いて、実際その人達は他の方々に比べて講師から頻繁に注意や指摘を受けていました。

この記事では、心理カウンセラーに向いていない人の特徴を6つ、解説します。

これから心理カウンセラーを目指す方にはご自身を振り返る参考として、心理カウンセリングを受けたいと考えている方には心理カウンセラー選びの参考としていただければと思います。

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余計な一言を発する

世の中には何にでも「言わなくてもいい余計なこと」を言ってしまう人がいます。

心理カウンセラーはクライアントの話を聞く中で、内心では「それは違うのでは?」とか「極端な捉え方をしているなぁ」など、様々な感情を抱いています。

しかし、それも含めてクライアント自身の考え方や価値観であり、心理カウンセラーがこれに口出しするのは、心理カウンセラーとしてではなく1人の人間の感想となります。

心理カウンセラーに向いていない人は、その点を認識していない、もしくは認識していても抑えておけず口に出してしまうのです。

クライアントは心理カウンセラーに言いたいことや伝えたいことを話していきますが、心理カウンセラーからそのような発言が出ると、信頼関係が崩れてしまいます。

他人の話を最後まで聞けない

自分の言いたいことだけをひたすら話して、他人の話には関心を持たない人がいます。

このような人は、心理カウンセラーに向いていません。

そもそも心理カウンセラーは、クライアントに何かを語りかけるよりも、クライアントからの話を受ける方が圧倒的に多くなります。

クライアントがカウンセラーに何を伝えようとしているのかに丁寧に耳を傾け、どのようにカウンセリングを進めていくのが最善なのか見立てをしながら接していくのが、心理カウンセラーのカウンセリングの基本です。

クライアントの話をロクに聞かず進めていこうとする心理カウンセラーは、クライアントも嫌がり信頼されることはないでしょう。

常に自分本位

自分本位とは、『自分を中心として物事を考える』ことを指します。

もちろん人間はみんな自分本位ですが、中にはこの気質がとても強い人がいます。

それ自体はその人の気質なので仕方ありませんが、心理カウンセラーとしては問題有りです。

心理カウンセラーは自分本位でも他人本位でもなく、クライアントの言葉に耳を傾け心に寄り添い支援する存在。

そんな存在が自分本位では、クライアントが安心して相談できません。

場の雰囲気や空気を読めない

心理カウンセラーは、クライアントの醸し出す空気や雰囲気を、的確に掴む必要があります。

それは優しさとも気遣いとも違う、心理カウンセラーとして必要な場面で、必要な言葉や行動を取ることができる能力を指します。

そのような『気配を読む能力』は、普段から他人の空気や雰囲気を捉えられる人が、とても優れている傾向が多いです。

反対に、空気を読まずに発言や行動してしまうタイプは、カウンセリングでも不用意なことをする場面が目立ちます。

自分の価値観に固執する

心理カウンセラーは、自らが持つ価値観を大切にする一方で、これに囚われてはいけません。

以前講座を共にしたある女性は、この囚われが強い方で、講師から指摘を受けていました。

大まかに言うと『正義感』が強く、ある出来事に対して「それは正義じゃない」と発言したのです。

しかし、その正義感は彼女にとってのもので、クライアントには何の関係ありません。

自らの価値観は持ちつつ、心理カウンセラーとしてクライアントの意見や考え方をまず尊重することが、カウンセリングでは大切なのです。

自分に対して過剰な自信を持っている

表立っては言わないものの、「自分は心理カウンセラーに向いている!」と密かに自信を持っている人は、実は意外といるものです。

もちろん自信がなくビクビクしているよりは、ずっしり構えてくれていた方がクライアントも安心して相談できるでしょう。

しかし、過剰な自信は大変危険です。

カウンセリングはどんなに熟達したカウンセラーであっても、上手くいかない時があるほど難しいものです。

むしろ、カウンセラーの想定通りにいくことなど、皆無と言えます。

そのため、常に「これでいいのか?」を考え、クライアントに接していくことが大切なのです。

心理カウンセラーを本気で目指すなら

心理カウンセラーは資格独占業務ではないので、誰でもなることができる職種です。

事実、心理カウンセラーの中には資格は保有していなくとも、自身の人生経験などをもとにカウンセリングをしている方もいます。

しかし、やはり仕事として行う以上は、最低限の知識やノウハウは必須。

まずはプロの現役カウンセラーが講師を務める養成講座で、いちから基礎を学ぶことをおすすめします。

自分が心理カウンセラーに向いているかどうかは、実際にやってみないと分からない点も多いので、少しでも興味があるなら、まずは試してみるのが良いでしょう。

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