大企業に勤める社員は優秀で使えるわけではないという話

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大企業に勤めているというのは、それだけでその人が何だか凄く見えますよね。

事実、婚活サイトなどでも大手上場企業勤めの男性しか参加できない会が催されていたりします。

そういうものを見ると、しがない中小企業で働いている自分は何なんだろう・・・と、劣等感を抱いてしまいがち。

でも、実はその認識が大きな誤解を含んでいるのです。

大企業の看板があるかないかだけ

まずおさえておくべきこととして、大企業自体は間違いなく凄い存在ということです。

誰もが名前を知っている会社というのは、それだけ日本や世界に影響を与えているということです。

しかし、だからといってそこに勤めている人が凄いかというと、そうではありません。

確かに入社のために高い倍率の採用試験を潜り抜けたわけですから、その点については凄いかもしれません。

ただ、それと仕事ができるか否かには、何の関連性もないのです。

勘違いしたままだと危険

凄いのは自分が勤めている企業であって、自分ではないということに気付かないとどうなるでしょう。

当たり前ですが、このブランドが使えるのは会社に所属している時だけです。

もし退職した場合、一応「元○○で働いてました!」とは言えますが、現役時代に比べればその価値は格段に落ちます。

何よりもう大企業の看板を使っての活動はできないので、いち個人としての自分で勝負するしかありません。

そしてその時に初めて、「今まで自分の力だと思っていたものは、会社の力だったんだ…」と思い知ることになります。

しかし、大企業で身に付けた力は、外では使えないものも多いです。

会社の規模も仕組みも違うので、スキルをそのままではなく、そこに当てはまるように変化させなければならないからです。

問題はその力が果たしてあるのかという点になるのです。

どちらが良いという優劣はない

結局のところ、大企業に勤めていようが中小企業に勤めていようが、会社員という雇われの身であることは同じです。

また、どちらの方が優秀というものもありません。

大企業と中小企業では求められるスキルが全く異なるので、比べること自体に意味がないからです。

どこで仕事をしていようと、そこでしっかりと稼げていれば問題ないのです。

もちろん職種などによって給料をはじめとする待遇は違うものの、それが個人の実力に直結するわけでもありません。

『自分で稼げる力』こそモノを言う

では、、もし会社の看板が外れたとしたら、どのように実力を示していけばよいのか。

様々な方法があると思いますが、今すぐ取り組むことができるのは副業です。

電子端末とネット回線さえあれば、低コストでどこででも始められます。

今の仕事を辞めたりせず、空いた時間を見つけて少しずつ進めていくなど、柔軟な作業も可能です。

そうして会社の看板を借りずとも、自分の力だけで1円でも稼げる能力を身に付けることが、第一歩として非常に重要なものになります。

副業で力を付けたら

副業である程度の金額が稼げるようになれば、その力を応用してできることはたくさんあります。

雇われの身が嫌であれば起業してもいいでしょうし、フリーランスとして活動も可能です。

会社員として働く傍らで、副業にさらに力を入れてもいいですし、週末だけ事業を行う週末起業もいいかもしれません。

いずれにしても今の世の中、会社の看板をいつまでも使い続けることはできない可能性の方が高いです。

手遅れにならないうちに、自分のスキルをしっかり育てておくことをおすすめします。

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