解雇(クビ)に不安を感じる30代の派遣社員が取るべき3つの対策

30代の生き方と悩みの解決
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派遣社員として働いている中で、最も恐ろしいことは『突然の解雇(クビ)』です。

通常は1~3か月間ごとに契約が締結されており、その都度更新するか否かを自分で選択するわけですが、派遣先企業から一方的に契約を打ち切られることがあります。

あなたの周りでも、仕事もできて真面目に勤務している全く問題のない派遣社員が、いきなり契約終了となってしまった場面を目撃したことがあるかもしれません。

そんな姿を見ると、「次にああなるのは自分ではないか・・・」と不安に感じますよね。

特に30代の派遣社員にとって、今の職場を解雇された場合に新たな職場を探すのは、年齢的に厳しいという事実もあります。

この記事では、そんな突然の解雇に不安を感じる、30代の派遣社員が取るべき対策・行動ををキャリアカウンセラーの筆者が説明します。

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派遣社員の解雇(クビ)は自由にできるものではない

最初に1つ申し上げておきたいのは、派遣社員を解雇するのはそんなに簡単ではないということ。

派遣社員も法律で守られており、例えば「ちょくちょく休みがち」とか「仕事が遅い」などという問題があっても、それを理由にいきなり解雇することはとても難しいのです。

あまりに横暴な解雇は派遣会社も異議を申し立てますし、派遣社員自身も不当であると訴えることができるので、派遣先企業にもリスクがあります。

そのため、基本的にはそこまで不安に思う必要はありません。

落ち度がなくても解雇(クビ)にされる可能性はある

しかし、冒頭で少し触れたように、こちらに何の問題もなくても、突然解雇される可能性があるのも事実です。

昨今の新型コロナウイルスの流行のように、社会的な事象によって企業に深刻なダメージがあった場合は、致し方ないということで派遣社員が人員削減の対象になりやすいのです。

正社員と違い、派遣社員には退職金などもなく、苦境に立たされることが往々にしてあります。

こればかりは予測が難しく、自分の力ではどうしようもない面なので、対策するとなると万が一こういった状況に置かれた時のこととなります。

解雇(クビ)された場合のリスク

対策について説明する前に、もし解雇された場合に考えられる具体的なリスクを整理しておきましょう。

基本的には、以下の3つが大きなリスクとなります。

収入が断たれる

仕事がなくなれば、当然そこで得られる給料もゼロとなり、収入が途絶えます。

派遣社員の方は十分な貯蓄がないことが多く、1か月分でもなくなると致命的なダメージを負うことが珍しくありません。

つまり一種の自転車操業で、常に働き続ける必要があり、止まることができないのです。

次の仕事先が見つかる保証がない

30代という年齢は、20代と比べてどうしても転職が難しい面があります。

自身の職歴や資格の有無などにもよりますが、突然の解雇となると転職活動の準備も出来ていないため、より焦りが増すでしょう。

運良くすぐさま見つかったとしても、どのような職場か調べる余裕もなく、万が一ブラック企業だった場合は大変な目に遭う可能性もあります。

将来の先行きが見えない

今の時代に明確な先行きが見えている人の方が少ないですが、派遣社員にとってはより見えない不安が強くあります。

今後やりたいこと、目的や目標などが無く、日々の生活で精一杯という方もいるでしょう。

そんな中で突然解雇となれば、混乱が深まることは避けられません。

解雇(クビ)に不安な人がするべき行動

では、上記の不安を払拭するために、どんな対策・行動を取ればいいか。

それには以下の4つが有効です。

別の収入源の確保

派遣社員としての給料が突然ゼロとなれば、たちまち生活が立ちゆかなくなる・・・

これを防ぐには、給料とは別の収入源を構築し、稼げるようにしておく必要があります。

具体的には、今の仕事をしつつ副業に取り組むことがおすすめです。

副業といっても、実際に現場に行き働かなければならない仕事(コンビニのアルバイトなど)は、心身への負担も大きくなってしまいます。

そのため、ブログ・アフィリエイトや株式投資など、いつでもどこでもスマホやパソコンで行えるものがいいでしょう。

お金にまつわる勉強

お金を稼ぎたいなら、お金についてしっかり学ぶ。

当たり前のようで、実はお金のことをきちんと勉強している人は多くありません。

お金がどんなもので、どんな使い方が出来て、どんなリスクやチャンスがあるのか。

僕達はそうしたことを、学校では習ってきていません。

お金について不安があるのは、お金のことを理解していないからです。

今からでも遅くないので、基礎から勉強することが必要です。

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キャリアプランの構築

今の仕事を長く続けたいとは思っていても、いつまでも出来るものでないことは、心のどこかで分かっていると思います。

社会人としての人生は長く、自分が何をしてどうなっていくのかというプランがないと、迷うことも多くあるでしょう。

これを解決するのに役立つのが、キャリアプランの構築です。

キャリアプランとは、将来自分がどうなっていたいかを明確にして、そうなるために具体的に何をすればいいかを考え構築した計画のことです。

これがあれば、「これからどうしていこう・・・」と迷うこともなくなり、理想像に向けて行動していけます。

30代にとってはここからが社会人として本番という面もあるので、しっかり構築しておくと良いでしょう。

不安は自衛でかき消そう

派遣社員という働き方は、決して悪いものではありません。

しかし、新型コロナウイルスの件で分かった通り、今の仕事が明日も普通に続く保証はどこにもありません。

もちろん公・民で様々な扶助制度や機関はありますが、出来ればそこまで追い詰められる前に、自分でできる自衛策は取っておくべきです。

いつ何が起こるか分からない世の中だからこそ、いざという時への備えは。心の健康を保つためにも必要です。

面倒と思わず、やれることから始めてみましょう。

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