同業種へ転職することのメリットとデメリット

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転職をしようと思った時、考えることの1つに「今の仕事と同業種にするか否か」というものがあります。

前職のスキルが活かせる一方で、業種が変わらないことに飽きてしまうという面もあり、難しいところですよね。

筆者自身、過去にはその点に悩み迷ったことがあります。

そこでこの記事では、実際に同業種へ転職した経験のある筆者が、それによって感じたメリットとデメリットを解説します。

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同業種への転職は事前のリサーチが重要

まず、同業種への転職において重要なことは、転職先候補の十分な事前リサーチです。

同業種と言っても、待遇も環境も職場によって異なるため、それに伴い求められる役割も変わります。

今の職場に慣れていているが故に、新しい職場でそのギャップにショックを受ける可能性もあるのです。

それによって短期離職に繋がったり、精神的な負担が増して心を病むようでは、転職した意味がありません。

自分にとってベストな転職をするために、リサーチの手間を惜しむのはやめましょう。

別業種へ進むのもアリ

同業種への転職に気乗りしなければ、未経験の別業種へ進むのも選択肢の1つです。

自分の世界の幅は広がりますし、何となく始めた仕事が、思いがけず自分に上手くハマることもあります。

未経験は年齢を重ねるときついとか採用されづらいと言われますが、そんなこともありません。

それよりも、自分が年下から指導・注意されることを素直に受け止められるかという、人間性のプライドの面が問題になります。

そこをクリアできるなら、未経験業種はむしろどんどん挑戦して良いでしょう。

同業種への転職によるメリット

即戦力になれる

同業種への転職は、『強くてニューゲーム』のようなものです。

培った経験が100%使えるわけでなくとも、成長性や理解度は未経験の場合より遥かに高いはず。

中途採用者に期待されることが多い即戦力になることも十分可能です。

自分のスキルを活かして、他の人より1つ飛び抜けたパフォーマンスを発揮できるでしょう。

前の職場よりラクに感じる

職場によって求められる役割が変われば、自分の請け負う負担も変わります。

これは職場のレベルによりますが、転職先での仕事が以前の職場よりラクに感じることがあります。

筆者は目標値がシビアで1日中仕事に追われていた職場から、悠々と余裕を持って取り組むことのできる職場に転職したのですが、まさに地獄から天国へ来た気分でした。

給料に大差がないなら、ラクで居心地の良い職場にいた方が有利です。

職場の裏側を察することができる

同業種となると、その職場が抱える課題や問題も、似通っていることが非常に多いです。

もちろん重視する指標・目標は異なるので全く一緒ということはないかもしれませんが、根本的な構造的はそこまで違いがありません。

そうなれば、転職先の職場でも何となくその裏側を察することが出来るので、上手く立ち回ることが可能です。

そうした立ち回りは、職場で自分が有利なポジジョンにつくために、非常に役立つでしょう。

職場のレベルを客観的に評価できる

同業種の職場を2社以上経験していると、比較対象ができるので、客観的な評価が可能となります。

そうすると冷静に全体を見渡すことができて、今の職場のレベルが掴めます。

このレベルを掴むことは非常に重要で、自分がその職場でどのように振る舞うべきかを考える上で欠かせません。

今はレベルが低くても伸びしろのある発展途上であれば、ゆくゆくは自分がそれを牽引していくことを狙うのもいいですし、今のうちに職場内で力を付けて、古株になって誰にも面倒な指摘されずリラックスして仕事に取り掛かれるようになるのを目指すのもいいでしょう。

『彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず』ということです。

同業種への転職によるデメリット

下っ端からの再スタートとなる

職場が変われば、当然その環境からはゼロからのスタートとなります。

いくら前の職場で実力があったり立場があった存在だったとしても、それらが1度リセットされることとなるのです。

下っ端は雑用を押し付けられたり、先輩や上司から理不尽な目に遭わされやすい立場。

そのため、以前の職場で培ったそれらを手放せないと、思わぬ失敗を招きます。

常識の違いを受け入れる柔軟性が必要

いくら同業種といっても、細かいルールが違う場合は多々あります。

以前の職場ではOKだったことが、転職先の職場ではNGということも。

そういった『職場における常識』の違いに柔軟に対応できないと、転職先では使えない奴という烙印を押されてしまう恐れがあります。

違いを受け入れその職場に適した変化ができる柔軟性が大きく問われます。

身に付くスキルが限定的

同業種の場合、求められるスキルは似通っている部分が多いのは、仕方ありません。

そうなると、身に付くスキルも限られており、新しいスキルを身に付けるのは難しくなります。

『狭く深く』が悪いことではありませんが、幅広いキャリアを積みたい人は、同業種への転職はしない方が賢明です。

自分よりスキルが低い人物が先輩や上司になる

同業種への転職は、ある種の歪(ゆがみ)を生じます。

その職場では先輩や上司であっても、業種自体の経験は自分の方が長いということが有り得るのです。

例えば新卒で入社して2年目の社員が先輩だけれど、中途入社した自分はその業種で4年間やってきている・・・という状態です。

総合的に見れば自分の方がスキルが高くても、立場上は先輩や上司である人達をある程度立てなければなりません。

特に日本はそうした気遣いを重視する面があるので、そうした立ち回り方が難なくできるかは、重要なことです。

自分に合う業種は何かを分析する

同業種への転職は、メリットとデメリットがそれぞれ存在しますが、最終的には自分がその業種と相性が良いか、続けたいと思えるかどうかです。

筆者は様々な業種を経験し、その上で「これが自分に合う!」というものを発見出来ました。

しかし、そこに至るまでに遠回りをした感も否めないのは事実です。

もしあなたが早く自分に合う業種を見つけたいなら、転職前にまずはその点を明確にすべきです。

コーチングでは、自分の性格や気質から、どのような仕事が向いているか、自分が理想とする生き方は何かを分析するサポートをしてくれます。

今後の仕事について悩む人は、1度受けてみるのもいいかもしれません。

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