新型コロナウィルスの影響により、リモートワークが普及した現在。
その中でWebライターは、いつでもどこでもできる仕事として、需要が高まっています。
今この記事をお読みいただいている方の中にも、以下のような気持ちをお持ちの方がいるのではないでしょうか?
・Webライターを副業として収入を増やしたい!
・Webライターとしてフリーランスで働きたい!
そこで必要となるのがWebライティングの勉強ですが、具体的にどう勉強すればいいか分からず、困っている初心者の方も多いと思います。
僕自身、Webライターとして副業で活動を始めましたが、初心者の頃は右も左も分からず、多くの失敗をしました。
本記事ではそんな僕の経験を踏まえた上で、初心者のWebライターがどのように勉強すればよいか、おすすめの方法を解説していきます。
Webライティングを勉強する上で大切なこと

Webライターとして活動していく上で必要なWebライティングスキルは、勉強すれば誰でも身に付けることが可能です。
ただし勉強する上で、以下の3点をおさえておくことが重要となります。
Webライティングは実践ありき
Webライティングにおいて最も必要なことは、とにかく記事を執筆して実践経験を積むことです。
スポーツと同じで、どれだけ知識があってもそれを発揮するチカラは、完全に別物です。
初心者の頃は自分に自信がなく、「ここまで勉強したら執筆を始めよう」と考えがちですが、それではいつまで経ってもWebライティングスキルは向上しません。
知識を身に付けるための勉強をしつつ、記事を執筆して経験を積んでいくことが、効率的な方法と言えるでしょう。
基礎から積み重ねる
極端な話をすれば、Webライティングは全く勉強をしなくても、やれないことはありません。
文章を書くこと自体は、学生時代に日記や作文などで誰もが経験をしているはずですし、特別なスキルというわけではないからです。
しかし、仕事として取り掛かる以上は、Webライティングの基礎からひとつずつ確実に学び身に付けた方が、周囲に差をつけることができるでしょう。
Webライティングは誰でもやるだけならやれてしまうが故に、基礎をはじめとする細かい点を面倒に思うこともあります。
ただ、一見大したことないと思う部分が土台であり、土台があってこそ応用が可能となるので、ひとつずつおさえていくことが大切です。
地道な継続が実力を磨く
Webライティングに限った話ではありませんが、勉強に終わりはありません。
また、1回やったからと言ってすぐ身に付くものではなく、繰り返しやっていくことで少しずつ自分の中に沁み込んでいきます。
そのため、地道に勉強を継続していくことが、Webライティングにも求められます。
知識を学び執筆で実践して、受注案件であれば提出しクライアント(依頼主)からフィードバックをもらう…
そうして繰り返し経験を積んで、実力が磨かれていきます。
Webライティングスキルの向上に近道はないので、焦らず確実に経験値を積み重ねていきましょう。
おすすめの勉強法とメリット/デメリット

それではここから、初心者のWebライターへおすすめしたい勉強法を解説します。
いずれも僕自身が実践したもので、それぞれにメリットとデメリットを感じたので合わせてご紹介できればと思います。
オンラインスクールを受講する
現役のWebライターや、出版社で編集長を務めた経験のあるベテランが、講師としてWebライティングを基礎から教えてくれるオンラインスクール。
全てオンラインで完結できるので、どこでも好きな場所で気軽に勉強できます。
また、パーソナルで講師との1対1の形式を取っているスクールであれば、細かいアドバイスを受けつつ集中して学べるでしょう。
オンラインスクールのメリットは、その道のプロフェッショナルからリアルタイムで直接学べることです。
本や動画視聴をするのと違い、対話形式で勉強できるので、こちらのレベルに合わせて疑問を解消しつつ進めてくれます。
初心者でも安心して、ゼロからWebライティングスキルを身に付けられるのは、とても助かりですね。
デメリットは金銭面です。
スクールによりますが、平均で20万~30万円ほどかかるので、安易に決められる金額ではありません。
しかし、それだけのお金をかける価値は十分あると思います。
講義の内容や雰囲気は、無料の体験授業で把握することが可能なので、気軽に申し込んでみましょう。
Webライターを目指すならパーソナルWebライティングスクール
YouTubeにアップされている動画で学ぶ
今やYouTubeには多くのWebライティングに関する動画があがっています。
動画の作成主は、Webライターはもちろん、ブロガーやアフィリエイターなどその職業も様々。
それだけ豊富な種類の教材がいくらでも視聴できるのは、初心者からするとかなりありがたいもの。
僕も知りたい点を検索して、それを教えてくれる動画で都度勉強しています。
メリットは全て無料で使えることですが、あまりに膨大な数がありすぎて、どれが良いのか分からないデメリットもあります。
そのため、特定の1人もしくな複数人をあらかじめ『先生』として決めておき、ゼロから学んでいく方が統一感が出で分かりやすいのでおすすめです。
クラウドソーシングで案件を獲得する
クラウドソーシングサイトにはWebライティング案件がたくさん存在しています。
これらは全てクライアント(依頼主)が出しているもので、受注すれば正式に仕事として取り組むことになります。
実践経験が積める上に、お金までもらえるので、やらない手はありません。
初心者からすると「まだ仕事として請け負える立場じゃない…」と思うかもしれませんが、要点さえおさえれは初心者でも可能な案件はたくさんあります。
メリットについては既に挙げた実務経験が積めることとお金がもらえること、さらにクライアントからのフィードバックという評価やダメ出しをもらえることでしょう。
デメリットは、初心者でも可能な案件を探すのに手間がかかること、1度受けたら完了させる義務があること。
クラウドソーシングでは、初心者だけでなくベテランのWebライターも利用しているので、案件があってもベテランに取られてしまうことが珍しくありません。
また、1度クライアントとの合意が取れたら、依頼を達成することが必須となります。
仕事なので当然ではありますが、無闇に案件を受注してしまうと、思いのほか求められているレベルが高くて苦戦する…ということもあります。
この点を十分留意した上で、クラウドソーシングサイトを活用していきましょう。
ブログを立ち上げる
Webライターは、自分のブログを立ち上げて、収入を得ている人も多くいます。
クリック広告やアフィリエイト広告を駆使して、中にはこれだけで生計を立てている人も。
初心者はとにかく記事を執筆し実践経験を積むことが必要ですが、自分のブログがあればここで練習し放題です。
『Note』や『はてなブログ』などのサービスを使えばとても手軽にブログを始められますし、自分でサーバーをレンタルして自立型のブログを作ることも可能です。
メリットは、自由にいつでも記事を執筆できること。
デメリットは特にありませんが、強いて言えば『Note』などのサービスを使う場合、規約に抵触した使い方をするとブログを閉鎖させられる等の可能性があることでしょうか。
誰でも今すぐにやれて勉強になるので、とてもおすすめです。
書籍での勉強はある程度Webライティングを実践してから

Webライターの勉強をするにあたって、初心者のうちは書籍のみでやるのはあまりおすすめしません。
僕の経験ですが、文面だけを読み進めていても実践しないと感覚的に分からないことが多く、すぐに忘れてしまうからです。
ある程度経験を積んだ後に読むと、「こういうことなのか」と腑に落ちることが多かったです。
もちろん人による部分もあると思いますが、理解しづらい点が多いと頭になかなか入ってこず、無駄に時間ばかりかかってしまいます。
それよりも、オンラインスクールや動画で、目で見て耳で聴いて…の方が、情報を取得しやすいと思います。
Webライターへの転職も視野に入れてみる

上述の勉強法は全て、『本業で別の仕事をしつつ、Webライターの勉強をしてスキルを身に付ける』ことに主軸を置いています。
しかし、もし将来的にWebライターとして本格稼働していくつもりならば、いっそ転職して本業をWebライターにするのも良いでしょう。
その方が圧倒的にWebライターとして記事を執筆する時間が増えますし、会社に所属すれば上司や先輩から都度フィードバックをもらって、スキルをどんどん磨くことができます。
ひとくちにWebライターで求人募集がされていても、業務内容は記事執筆に留まりません。
他のライターの執筆した記事のチェックや、執筆にあたって必要な取材をするなど、多岐に渡ることもあります。
そうした一連のスキルを身に付ければ、独立さはたりフリーランスでやっていくのに非常に役立ちます。
もちろん相応の大変さはありますが、本気でWebライターとして活躍し生活していくなら、検討してみるべきです。
Webライターで稼げれば悠々自適な生活も夢じゃない!

Wevライターの仕事は、これからの時代ますます需要が高まることが予想されます。
個人・法人ともに媒体の数は増えている一方で、Webライターは人手が足りているとは言い難い状況だからです。
特別なスキルは必要なく、誰でも取り組みやすいからこそ、真面目にしっかりとこなしてくれる人が少ないという事情もあります。
なので地道に勉強を継続し、案件をこなして経験を積んでいけば、稼げる額も大きくなっていき悠々自適な生活を送るのも、夢物語ではありません。
思い立ったが吉日、Webライターに興味を持ち活動してみたいと考えている人は、ぜひ今日から勉強に取り組み始めましょう。
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