ボクシングとフィットネスジムのボクシングプログラムの違い

格闘技のこと
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フィットネスジムでは様々なスタジオレッスン(スタジオプログラム)が行われています。

その中にはボクシングやキックボクシングなどの格闘技の動きを取り入れているものもあって、男女問わず人気となっています。

では、ボクシングジムでのボクシングとフィットネスジムにあるボクシングプログラムはどのような違いがあるのでしょうか。

僕はボクシングジムでボクシングの練習をしており、過去に某フィットネスジムでボクシングプログラムにも参加したことがあります。

そこで今回は、両者の具体的な違いについてお話したいと思います。

ボクシングプログラムはシャドーボクシングがメイン

フィットネスジムにもよると思いますが、ボクシングプログラムではインストラクターと同じ動きを鏡に向かって行うことが多いです。

これはボクシングで言うところのシャドーボクシングと同じで、基本的にはこれがレッスン時間の大半を占めます。

もう少し細かく言うと、ボクシングプログラムで行うシャドーボクシングはボクシングジムでのシャドーボクシングとは若干異なっています。

『相手と闘うことを想定しているボクシング』『フィットネス前提のボクシング』と言えば分かりやすいでしょうか。

ボクシングで強くなることを目的にしているのであれば、フィットネスジムではなくボクシングジムへ行く方が適しています。

ボクシングジムは個人、ボクシングプログラムは集団での練習

ボクシングジムでは、練習はあくまで1人です。ミット打ちとスパーリング以外は基本的に1人で行います。

これに対して、フィットネスジムでのボクシングプログラムは集団で行います。

先程言った通り、インストラクターと同じ動きをみんなでするので1人の練習はありません。

また、インストラクターは参加者の様子を逐一確認しており、それに合わせて難易度を変えます。

そして難易度は『1番できていない人』に合わせるので、運動強度が低くなることがあります(できない人に合わせないとクレームが来る可能性があるため)。

そのため、1人で黙々と真剣にやりたいのであればボクシングジムの方がいいですし、みんなでワイワイ汗を流したいのであればフィットネスジムの方がいいです。

選手を目指すならボクシングジムでの練習が必要

フィットネスジムのボクシングプログラムは、ボクシングの動きを取り入れたシェイプアップの側面が大きいです。

スパーリングなどの対人練習は無い場合が多く、運動未経験者でも始めやすい気軽さがありますが、試合に出るためのものではなく業界のネットワークもありません。

もしアマチュアもしくはプロの選手として試合に出たいということであれば、ボクシングジムでしっかり練習する必要があります。

もちろんボクシングジムでも初心者は歓迎していますし、各自の目的に合わせた強度で練習は可能なので、今は試合に出る気はないけど何となく興味はあるといったボンヤリした気持ちが少しでもあるならば、ボクシングジムで始めてみましょう。

まとめ

ボクシングジムでのボクシングと、フィットネスジムでのボクシングプログラムの違いを改めて挙げました。

・ボクシングプログラムはシャドーボクシングがメイン、ボクシングジムでは対人練習も有り
・ボクシングプログラムは集団で、ボクシングジムは個人で練習に取り組む
・シェイプアップがメインなのはボクシングプログラム、選手を目指すならボクシングジム

どちらにも良い点があるので、優劣は全くありません。

フィットネスジムのボクシングプログラムはあくまでスタジオプログラムの一種なので他のプログラムも受けられますし、トレーニング器具も利用可能ということが多いです。

ボクシングジムはボクシングの練習に特化しており、トレーナーは基本的に経験豊富な元プロか現役のプロなので、指導も本格的です。

自分の目的などに合わせて、取っ掛かりやすい方を選びましょう。

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