スポーツをしているアスリートに限らず、人間にとって大切な身体の柔軟性。
柔軟性が低下していると肩凝りや腰痛といった不調を招くだけでなく、思わぬケガの原因にもなります。
そこで柔軟性を改善するために必要なのがストレッチですが、実はこれを専門的なサービスとして提供しているお店が存在します。
その1つが『Dr.ストレッチ』という、全世界に160店舗以上を展開している会社です。
この記事は、以下のような方へ向けて書きました。
僕はDr.stretchに週1回、数ヵ月間に渡って通っていました。
その経験に基づいてのものなので、参考にしていただければと思います。
Dr.stretchに通うだけでは効果は得にくい
まず最初に重要なことを1つお伝えしますと、Dr.stretchに通いストレッチをしてもらうだけでは希望している効果は望めません。
これはDr.stretchでのストレッチが役に立たないというわけではなく、それだけで柔軟性を改善するのが難しいという意味です。
僕は週1回のペースで40分のストレッチを受けていましたが、正直そんな短時間で変われるほど身体の構造は甘くできていません。
筋トレと同じで、頻度と時間をある程度かけて繰り返すことで少しずつ結果が出てきます。
つまりDr.stretchと合わせて、自分だけで行うセルフストレッチを可能な限り継続することが必要となります。
Dr.stretchでのサービスの流れ
Dr.stretchは基本的に予約が必要です。
予約時間の5分前くらいに店舗に着いて受付を済ますと、担当トレーナーが呼ぶまで椅子に座って待っているよう促されます。
少しすると担当トレーナーが来てロッカースペースへ案内されるので、そこで着替え。
※着替えは店舗が用意してくれているものがあるので持参不要です。
着替えが終わるといよいよストレッチ開始となります。
ちなみに店舗にもよりますがストレッチは個室ではなく、他の人もストレッチを受けている共同スペースで行います。
それが苦手な人は利用は避けた方がいいでしょう。
最初に各部位の柔軟性をトレーナーと確認したら、あとはトレーナーがストレッチをしてくれるので自分は何もしなくて大丈夫です。
終了後にもう1度柔軟性を確認し、どれくらい改善されたかを見ます。
最後は着替えを済ませ料金を支払い、次の予約を取って完了です。
Dr.stretchのメリットとデメリット
ここからは僕が感じたメリットとデメリットをお話します。
メリット
店舗が多く通いやすい
Dr.stretchはチェーン店となっており、全国に店舗があります。
自宅から近い場所に実は店舗があるというケースが多いので、比較的通いやすい形になっています。
気になる人はぜひサイトの店舗検索で探してみましょう。
1人ではできない範囲や箇所をストレッチしてもらえる
トレーナーによるストレッチは、1人で行うセルフストレッチとは質が全く違います。
普段は伸ばせない筋肉までしっかり伸ばせて、自分では分からない細かい範囲までストレッチしてくれます。
こちらは何もする必要がなく、時折トレーナーの指示通りに姿勢を変えればいいだけなので非常に楽チン。
だからリラックスして脱力しているだけで、良いストレッチが受けられます。
デメリット
料金が高い
Dr.ストレッチの各コースと価格は、以下の通り。
お世辞にも安いとは言えず、仮に60分コースを月に4回(週1ペース)受けるとなると33,000円かかります。
基本的に格闘技ジムの会費は月に10,000円程度、パーソナルトレーニングは1回で6,000~7,000円程度なので、かなり気合いの入った価格設定になっています。
質は高いとはいえ、ストレッチにここまでのお金をかける価値があるかどうかは人それぞれで認識が異なるため、よく検討する必要があります。
痛みに耐える必要がある
上述の通り、Dr.stretchでのトレーナーによるストレッチは、普段伸ばせない範囲や箇所まで伸ばせます。
それは言い換えると、自分の今の可動域より少し先のところまで伸ばすこともあるため、痛みが生じるのです。
もちろんトレーナーもそれは把握していますが、柔軟性を改善するためにバンバン攻めてくるのでマッサージやエステと違って癒しは得られません。
痛いのが苦手で耐えられなかったり、癒しを求めている方はDr.stretchではなくマッサージ店やエステサロンに通うことをおすすめします。
通うなら時間やお金や手間を掛ける覚悟を
以上、Dr.stretchの効果やメリットとデメリットなどについてお話しました。
トレーナーによるストレッチは間違いなく効果大で、身体の柔軟性の改善で様々な好影響を得られます。
しかし料金は安くなく、継続的に通いセルフストレッチも可能な限り行う必要があります。
なので1度通うことを決めたなら、中途半端に終わらせず身体に明確な変化が得られるまで続けましょう。
大切な時間やお金を無駄にしないためにも、以上のことを踏まえて検討することをおすすめします。
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