ジョギングやランニングは、老若男女問わず気軽に取り組める、道具を必要としない運動の1つです。
その目的もダイエットや健康維持、スポーツのパフォーマンスアップなど様々。
まさに運動初心者から経験者までおすすめできるものとなっています。
そんなジョギングやランニングですが、外を走る以外にも、ルームランナーを使って走ることも可能です。
今では家庭用のルームランナーも販売されており、その種類も豊富なので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に家庭用ルームランナーを購入し使用している僕が、そのメリットと注意点について解説します。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
家庭用ルームランナーのメリット
以下は家庭用ルームランナーを実際に利用してみた感じたメリットです。
天候・時間の影響を受けない
家庭用ルームランナーは室内での利用が可能なので、たとえ外で雨や雪が降っていたり台風が来ていても関係ありません。
そのため、「今日は頑張るぞ!」と意気込んでいたのに、天気が悪くて走れない・・・なんてこともありません。
また、早朝や深夜で外が暗く、防犯面が気になるという場合も、家庭用ルームランナーがあればいつでも大丈夫です。
自分の好きな時に、好きな時間走ることができるのはとても便利ですよね。
事故に遭う危険が無い
外を走る場合、最も注意が必要なのが車やオートバイ等との事故です。
特に夜などで辺りが暗かったり、曲がり角が多いなどの理由で視界が悪い場所では、そのリスクが高まります。
自宅内でルームランナーを使えば、そうしたリスクがなく、安心して走りに集中することができます。
また、何か緊急で連絡が来たり用事が入ったりした時も、自宅にいればすぐに対応が可能です。
事故に巻き込まれるのが不安な方は、家庭用ルームランナーがおすすめです。
折り畳みができて楽
家庭用ルームランナーには、使わない時は折り畳めるタイプのものがあります。
ルームランナーはそのまま置いておけると便利ですが、意外と場所を取るためどうしても邪魔になってしまう時は、折り畳んでしまっておけるものにしておくと便利です。
折り畳み形式は重量も比較的軽いものが多く、移動もさせやすいので、自宅の広さに合わせて選ぶと尚良いでしょう。
走りやすい環境で走れる
自宅で走る場合は、冬でも夏でも常に温度を調節した環境にできます。
だからいつでも快適な環境下で、ちょうど良いコンディションに持ち込みやすく、ケガのリスクを少なくすることができます。
特に冬の寒さの中で走るのは、身体が冷えて体調を崩す心配もあるので、自宅で走れるとかなり楽です。
ジムに行く必要がない
ルームランナーは、通常だとジムに設置されるものを使うために、ジムを行き来する必要があります。
外を走らないとしても、通うのにもそれなりの負担がありますし、自宅の近くにないと億劫になってしまいます。
家庭用ルームランナーであれば、自宅から移動する必要がなくそのまま始められるので、面倒ということがありません。
荷造りする必要もないので、着替えさえ終わればあとは走るだけ。
その結果時間を大幅に短縮し、有効活用することができるようになりますし、続けやすくなります。
低コストで用意できる
家庭用ルームランナーの価格はピンからキリまででかなりの差があります。
ただ、安価なものであれば4~5万円台で購入が可能となっています。
ルームランナーが設置されているジムの月会費が1万円前後、外を走った場合の諸々のリスクを含めて考えても、決して高い買い物ではありません。
毎日ではないにせよそこそこの頻度で使うのであれば、自宅に置いた方が長期的に見てコストは低くなります。
少し頑張れば十分手のかかるものであるのも、家庭用ルームランナーのメリットです。
家庭用ルームランナーの使用にあたっての注意点
ここまで家庭用ルームランナーのメリットを取り上げましたが、利用にあたってはいくつか気を付けるべきことがあります。
防音マットを利用する
家庭用ルームランナーはベルト部分を走ることになるため、この時の振動はなかなかの大きさとなります。
また、ルームランナーが電動式の場合、搭載されたモーターの駆動音が加わりさらに音は大きくなるため、防音マットによる対策は必要です。
特に自宅がアパートやマンションで隣室が近かったり、音が響きやすい構造になっている場合は、必ず用意しましょう。
2階以上の部屋では利用しない
家庭用ルームランナーは、一般的なルームランナーより軽量とはいえ、20~30㎏はあるのでそこそこの重さです。
そんなものを2階以上の部屋に運ぶこと自体が大変ですし、利用するとかなりの振動が階下に響くことになります。
特に電動ルームランナーは速度が出るので、それで走ると床にかかる負荷が大きく、建物によっては危険です。
以上のことから、家庭用ルームランナーを利用する場合は1階に限定した方が無難です。
利用時の音が周囲に漏れていないか確認する
ルームランナーの音は、部屋の中にいるだけではどれほど騒音なのか認識することが難しいです。
そこで、利用時にどれくらいの音が外部に漏れているのか、家族や友人に確かめてもらうことをおすすめします。
騒音苦情は警察に通報されるなど面倒な事態を招くこともあるので、事前に確認と対策はしておくに越したことはありません。
可能であれば、隣室の住人や近隣の住人に、あらかじめ説明しておけると良いでしょう。
ある程度余裕を持ったスペースで使う
ルームランナーで起こり得る事故は、足がもつれたり流れるベルトに足が追い付かなくなったりした際に、そのまま転倒しルームランナーの後方に落ちることです。
その時に周囲にモノがあると、それを巻き込んで大ケガを負うリスクがあります。
そうならないために、ルームランナーは前後左右で余裕のあるスペースを確保し、利用する方が安全です。
また、その方がルームランナーを移動させたり、準備運動やクールダウンをするのにも便利です。
購入する価値は十分アリ!
以上が家庭用ルームランナーのメリットと、注意点についてでした。
利用の仕方次第ではコスト以上の活躍をしてくれますし、外でのランニングなどと組み合わせればより効果的です。
スペースを取ったり音の大きさなど懸念点もありますが、十分購入する価値はあると思いますので、導入を迷っている方もぜひどうぞ。
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