中間管理職になりたくない人が取るべき4つの対策

お金・副業・キャリア

1つの会社である程度の年数働いていると、中間管理職を打診されたり推薦されたりすることがあります。

ようやく今の仕事の大部分を1人でできるようになり、可もなく不可もなくやっていたところに、いきなりそんな話をされてもピンと来ないでしょうし、そもそも中間管理職になりたくない方も多いでしょう。

それに対して「経験もしたことないのに何が分かる」という意見を言う先輩や上司もいてプレッシャーが強まり、まさに悩みの種の1つだと思います。

僕は中間管理職として部下を30人あまり持ち仕事をしましたは、その経験を踏まえた上で、

中間管理職はやらなくてもいい

という結論に達しました。

この記事ではその理由と、中間管理職になることを避けるために有効な対策をご紹介します。

残業時間が増える

中間管理職になると、自分の仕事に加え部下の仕事の進捗管理・ミスのフォロー・個別相談への対応や面談など、業務量が格段に多くなります。

下手をすると、業務時間内は部下の面倒を見るのに時間を取られ、自分の仕事に取り掛かれるのは業務時間外から・・・なんてこともザラにあります。

そのため残業時間が増え、プライベートの時間はどんどん削られていくことに。

さらに、近年の政府が打ち出している働き方改革の影響で、残業制限をかける会社も増えてきています。

しかし仕事は終わらせなければならないという状況で起こることは、会社が黙認するサービス残業です。

必死になってタダ働きするほど、意味の分からないことはありません。

上からの圧力が凄まじくなる

中間管理職になると、会社の上層部と関わる機会が多くなります。

その内容は、基本的に業績の報告や諸問題の対応状況、企業戦略の提案や実施状況など多岐に渡ります。

そして同時に、目標未達成の場合の原因の追及と改善案の確認などもされて、大変なストレスがかかるものである場合が多いです。

僕の場合は、週に1度報告レポートを提出する必要があり、これがとても負担でした。

特に業績の悪い週はいかに言い訳を並べて、上層部を納得させられるかの勝負なため、神経が張りつめていました。

部下は勝手なことばかり言う

上層部からの圧力が強まる一方で、部下はその事情を知らず、また知らされることもないため、自分勝手な言い分ばかりです。

また、数が多ければ多いほど「なぜそうなる?」というミスを繰り返す部下の割合が多くなるので、その尻拭いに追われます。

よく『中間管理職は板挟みになる』と言いますが、これは両者が相手の事情を考えずに主張するのに対し、中間管理職はどちらの言い分も理解できるが故のものです。

有休が取れなくなる

既にお話した通り、中間管理職は業務量が多く、常に仕事に追われます。

なので有休を取ろうにも仕事のことが気になり取れないことが多く、自分を苦しめることになります。

酷いとその延長線上で、「休みがあるとその間に仕事が増えるし進まないから、休みなんていらない」と思うようになることも。

本来仕事から解放されてよい時間も、仕事のことを考えずにいられなくなる、まさに社畜となります。

無駄な会議ばかり入る

中間管理職は1日にいくつもの会議が入ることもザラにあります。

ただでさえ仕事が終わらない中、余計に時間を圧迫してくるものになり、さらにこうした会議の8割はやらなくてもいい無駄なものです。

既に作成済みの資料を読み上げるだけだったり、いつまでも結論の出ないようなことをダラダラと話したり、管理職同士の言い争いを見せられたりと、生産性のないものが非常に多いのです。

あまりに下らなくて、会議中に自分の仕事を密かに進める人もいる始末(僕もそうでした)。

会議して仕事をした気分になっている会社員は、未だにとても多いことが分かりますね。

負担と待遇が比例しない

中間管理職になれば、基本的に給料は一般社員時と比べて上昇します。

しかし、率直に言ってこの上昇額と増える負担の割合は、大抵の場合比例していないことがほとんどです。

責任の重さもカバーする範囲も大きく広がり、ストレス・プレッシャーは以前の比ではありません。

部下がマイペースに仕事を進める中で、自分はそんなワケにいかず、やらなければならないことがたくさんあります。

仕事に対する見返りが伴っていないのは一般社員にもよくあることですが、中間管理職ではそれがより顕著となるのです。

孤独になる

中間管理職は上層部と部下の板挟みとなり、どちらにも肩入れすることができません。

個人的に思うことはあっても、立場上それを言うことも難しい位置にいます。

それを周囲も理解しているため、本音をこちらにぶつけてくることはまず無く、その結果心を許せる人間がおらず孤独になります。

そうするとどれだけ自分が頑張っても虚しくなってきて、モチベーションの大幅な低下に繋がる可能性もあるので危険です。

嫉妬や批判の標的になる

中間管理職への昇進は、会社側からの打診や推薦でなることが多く、自分の意思で左右するのが難しい部分です。

仮に自分以外の管理職に上がりたい人を差し置いて昇進すると、一方的な嫉妬をされることがあるのです。

また、抜擢されたとなると良くも悪くも目立つため、何をするにしても批判的な目で見られがちです。

どれだけ一生懸命やっていても、そのようなネガティブなエネルギーを喰らい続けていると「何のためにこんな思いをしてまで仕事してるんだろう・・・」と感じるようになり、心身にダメージが蓄積していく危険があります。

中間管理職になりたくない場合の対策

自分が管理職を自ら志望しているわけではなのに昇進させられそうになっている場合、以下の対策が可能です。

とにかく断り続ける

最も注意しなければならない点として、たとえ何を言われても曖昧な態度を示さず、ハッキリと「管理職に興味はない」ということを明言する必要があります。

ここで少しでも曖昧な態度を取ると、そこに付け込んで管理職にさせられる可能性が非常に高いです。

打診の場合、最終的な決定はこちらに委ねられていますが、会社側も何とかやってもらおうと攻め方を変えて説得してくることも有り得ます。

そこで変な優しさを見せず、嫌なものは嫌と示しておくことが大切です。

退職をちらつかせる

強引な手段を取る会社は、こちらが了承するまで話を終わらせてくれない可能性があります。

どう断っても埒が明かないようであれば、退職を考えることをチラつかせてみましょう。

会社にとって、社員の退職は内部的にも外部的にも最も避けたいイベントの1つです。

無理して管理職に上げた結果、これが原因となって退職されては大変なので、引き下がってくれるケースが多いです。

転職活動の準備をする

会社に雇われている身である以上、もし会社から命令に近い形で管理職への昇進を迫られると、断ることができなくなることも大いに考えられます。

ここまで来ると、いよいよ腹を括って管理職になるか、どうしても嫌であれば転職する必要があります。

ただ、転職活動は全て合わせると基本的に最低でも数か月はかかり、少なくとも1か月など短期間で簡単にできるものではありません。

仮にできたとしても、自分の希望からはかけ離れた仕事になる可能性が非常に高いです。

こうした事態に備えて、もし管理職昇進への圧力が強まってきているのを感じたら、すぐに転職活動を開始できる準備はしておいた方がいいでしょう。

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自分で稼げる収入源作りを行う

会社員として働く以上は、ある程度の年数を経ていくと管理職への昇進がチラつくことはある種の宿命です。

どうしても管理職には上がらず気楽に働きたいとなると、雇用形態自体(契約社員や派遣社員など)を変えなければならない場合もあります。

そこでネックとなるのはやはりお金の面ですが、もし自分だけで稼げる力を身に付けられれば、その問題も解決できます。

まずは副業から始めて、徐々に大きくしていけると良いでしょう。

貧乏くじを引く必要はない

昔であれば出世は社会人の目標だったかもしれません。

また、自分のキャリアプランによっては、中間管理職を経験した方が良い場合もあると思います。

しかし、今の世の中の情勢で中間管理職になるのは、それなりの覚悟がなければかなり厳しいものになっています。

少なくとも僕自身は、中間管理職の経験こそ無駄とは感じていませんが、そのために犠牲にしたものは数多く、もう2度とやらないと固く心に誓いました。

中間管理職を否定しているわけではなく、向き不向きの問題として僕は向いていなかったと感じています。

この記事をお読みいただいているあなたも、もし自分が管理職になることに少しでも嫌な気持ちや乗り切れない部分があるのでれば、無理はせず断った方がいいでしょう。

自分が中間管理職という貧乏くじを引かなくても、会社も社会もちゃんと回っていきます。

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