仕事をする理由は人それぞれですが、その中には『生活費を稼ぐため』という人が多くいます。
文字通り生活していくためという場合もありますし、夢や目標を追いかけていてその間の生活費代を賄いたいという場合もあります。
僕自身、かつて夢を叶えたくてその間の生活費を稼ぐために、とにかく何でもいいから働こうと思っていた時期がありました。
しかし生活費を稼ぐためとはいえ、やる仕事は慎重に選ぶべきということをこの時に学びました。
本記事では、生活費を稼ぐための仕事としておすすめする、5つの条件について解説していきます。
給料面のみに注目すると失敗する
はじめに1つ注意したいのが、単に給料面だけを見て仕事を選んではいけないということ。
生活費を稼ぐための仕事なので、お金が多く得られるのに越したことはありません。
ただしそこだけに注目してしまうと、思わぬ失敗を犯す可能性が高くなります。
仕事を続けていくにあたり、給料が高いことは確かにモチベーション維持のための1つの要因になります。
しかし人間がいかにストレスなく平穏に仕事をできるかは、待遇ではなく環境に大きく左右されるもの。
どれだけ給料が良くても、セクハラやパワハラが横行する会社や、何人もメンタル不調で休職している会社だったら、続けたいとは絶対に思えないですよね?
生活費を稼ぐための仕事で余計なストレスを抱えたくないので、そんな会社で仕事するのは尚更避けるべきです。
まずは仕事をする環境が何か問題を抱えている『ワケあり』ではないか、必ず確認しておきましょう。
現在は会社の口コミ情報がネット上で簡単に調べられる時代なので、見つけるのに苦労はしません。
生活費を稼ぐための仕事におすすめな5つの条件
生活費を稼ぐための仕事として良いものは、ストレスになる要素が最小限であることです。
具体的には、以下の5つの条件に当てはまるものならば、続けていくのに大きな負担はかかりません。
全ての条件を満たさずとも、最低3つ以上当てはまれば、生活費を稼ぐためとしては良好な仕事と言えるでしょう。
①面倒だけどつらくはない
②基本的に定時で帰れる
③体育会系ではない
④飲み会関連のイベントがない
⑤ノルマや成績がない
面倒だけどつらくはない
仕事がつらいことは、続けていくにあたって最大の障害です。
仕事中はもちろん、それ以外の時でも仕事のことが頭にチラつくようになると、間違いなく心は深刻なダメージを受けています。
生活費を稼ぐための仕事選びで最低限の条件は、面倒ではあるけれどつらくはないと感じるものです。
進んでやりたいとは思わなくても、つらくなければ続けることは難しくありません。
これなら仕事以外の時は他のことに意識を向けられますし、『仕事は仕事』と割り切れます。
無論、最も良いのは仕事が楽しいと感じられることですが、それが無理ならつらくない範囲の仕事にしましょう。
基本的に定時で帰れる
残業があると様々な支障をきたします。
自分の自由な時間の短縮、ストレスの増加など良いことはありません。
日によっては多少の残業があるのはまだしも、いつも残業があるような仕事は、間違いなく避けるべきです。
特に生活費を稼ぐための仕事であれば、そうした余計な負担のかかる要素は、極力排除した方が賢明です。
定時で帰れることが基本になっていれば、自分の中のスイッチもオン・オフがしやすいです。
仕事では、こうした切り替えができるかどうかは、心の健康のために非常に重要な点なのです。
体育会系ではない
体育会系の会社は、何かと面倒なことが多いです。
新人や若手は、あらゆる雑用をさせられて、理不尽な目に遭うことがしょっちゅう。
トップダウン制なので、どんなにおかしいことも上からの命令であればやらなければなりません。
また、体育会系の気質を持つ会社は多くの問題を内部に抱えているケースが多く、最悪の場合それに巻き込まれてしまう可能性もあります。
お金を稼ぐためだけなのに、そこまでリスクを負いストレスのかかる仕事はやめておいた方が無難です。
飲み会関連のイベントがない
会社の飲み会ほど、何も生み出せないものもないでしょう。
勤務時間外で費用はこちらが払い、上司に常に気を遣いながら説教と指導を受け続ける…
仕事であればまだしも、プライベートの時間を侵食されてこんなことをしなければならないのは、苦痛でしかありません。
飲みにケーションだとか、これで社会を学べるなどという声もありますが、1度でも経験すればそんなの方便でしかないことがよく分かります。
生活費を稼ぐための仕事で、そんなことまでするのは完全に許容範囲を超えています。
なので飲み会をはじめ、イベントが定期的にある会社の仕事は、必ず避けるようにしましょう。
ノルマや成績がない
仕事において、ノルマは最大のストレス要因であり、プレッシャーを与えるものです。
達成するのが当たり前、できなければ様々なペナルティがあります。
これのせいで、毎日憂鬱になりながら、やりたくもないことをやらなければなりません。
また、ノルマとは別に成績もあります。
個々がどれくらいのパフォーマンスを出せているか、常に数値で算出され評価されます。
重要な項目ではありますが、生活費を稼ぐための仕事にこんなものがあると面倒なだけです。
ノルマや成績がなく、とりあえずやっておけばいい仕事にすれば、この2つに悩まされることはありません。
副業でスキルを身に付けさらに稼ぐ
生活費を稼ぐための仕事は、向上心を持たず手間や面倒事を極力排除した、とにかくつらい思いをせず稼げればいいものです。
ただし、これだけでは十分なスキルを身に付けられない!と不安に思うかもしれません。
そんな場合は副業に取り組みましょう。
副業は自分だけで始められて、その気になれば全て自分の裁量で進めることができます。
会社とは違い、自分のやりたいようにやっていけるので、その点のストレスは無し。
これで伸び伸びと自分が身に付けたいスキルを鍛えられますし、それで副業が軌道に乗れば、より大きく稼ぐことが可能になります。
まさしく一石二鳥である副業をやらない手はありません。
中長期的なビジョンを見据えよう
忘れてはいけないのは、生活費を稼ぐための仕事は一生を捧げるようなものではないということ。
あくまで当面の生活をしていくための仕事なので、今後については全く別で考える必要があります。
自分のやりたいこと、興味のあること、楽しく感じること…
そうしたところから、これからどんな仕事をしてどう生活していくのか、中長期的なビジョンを見据えてみましょう。
数年後の自分の理想像から、その実現に向けて何をしていく必要があるのかが見えてきます。
目先のお金だけに囚われて毎日を消費するのではなく、人生におけるキャリアの重ね方を意識して、1日を大切にすることが大切です。
もし人生の方針に迷っているのであれば、第三者に相談してみてもいいかもしれません。
『キャリフリ』のようにキャリアを含む今後の人生について迷っている方をサポートをしているサービスを活用しましょう。
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