仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法

仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法 お金・副業・キャリア
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あいつのせいで余計な仕事が増えるし、みんな迷惑してるのに何でクビにならないんだろう・・・

どんな職場にも、こんな風に大勢から思われている人が、必ず1人はいます。

いわゆる仕事ができない人で、いても役に立たないどころか、みんなでフォローしなければならず負担を増やすようなタイプですね。

迷惑系YouTuberならぬ、迷惑社員と言える存在です。

いるだけで邪魔で迷惑をかけてくる彼等に、あなたも怒りと呆れを抱いているのではないでしょうか。

本記事では、そんな迷惑をかけてくる仕事ができない人に対して、どのような対処をすべきか解説します。

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仕事ができない人が根本的に改善することはない

仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法

最初におさえておいてほしいのは、仕事ができない人は今後それが改善する見込みはほぼ無いということ。

僕は某企業で管理職をしていた時代に、仕事ができない人をたくさん見てきました。

そんな人に対して優秀な管理職の先輩や上司が様々な改善策を講じていましたが、それによって仕事ができるようになった人は1人もいませんでした。

そのため、彼等に期待しても余計にイラついて、ストレスになるだけなのでやめましょう。

それよりもこちらが然るべき対処をした方が、確実かつストレスが少なく済みます。

『仕事ができないと思っている人』と『本当に仕事ができない人』は別物

仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法

自分のことを「仕事ができない」と自己評価しており、周りに迷惑をかけないようにしたい・・・と悩んでいる人を見かけることがあります。

しかし、『仕事ができないと思っている人』と『本当に仕事ができない人』は全くの別物です。

そもそも本当に仕事ができない人は、自分のことを仕事ができないと思っていませんし、悩んだりもしません。

むしろ、自分は仕事ができて優秀だと勘違いしてさえいます。

また、本当に仕事ができない人は危機感もないので何をやらせても意味がなく、逆に「なぜこれをやらされているのか?」と不満を持つのです。

つまり両者は似ているようで、決定的に異なる存在ということです。

だからもしあなたが「自分は仕事ができない」と思っているのなら、その時点で大丈夫なのです。

仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法

仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法

仕事ができない人に迷惑をかけられることは、本来こちらがすべき仕事の中に一切含まれていません。

だからこそ、以下の5つの対処法を講じて、その被害から身を守ることが必要です。

上司にはっきりと訴える

仕事ができない人のせいで迷惑を被っているのならば、まずは上司にはっきりとそれを伝え相談しましょう。

ここで「はっきりと」と強調している理由は、曖昧に遠回しに言っても、切実さ・緊迫感が伝わらないからです。

特に真面目で優しい人ほど、誰かを悪く言うのに抵抗があって濁してしまいがちですが、ここは自分のためにもストレートに言うべきです。

上司に訴えておくことで、

・仕事ができない人が他の社員にどんな悪影響を与えているのか認識させる
・放置すると上司としての管理責任を問われる可能性があることを自覚させる
・仕事ができない人のフォローをさせられることが少なくなる

といった効果が期待できます。

いわゆる牽制のようなもので、これ以上は看過しないぞという意思表示の意味があります。

これをやっておかないと、永遠に迷惑をかけ続けられる環境は変わらない可能性が高いので、対処として重要な1つです。

極力関わらない

仕事ができない人は、一緒にいるだけでこちらをイラつかせるある種の天才です。

最低限のタスクもちゃんとできなかったり、レスオンスが遅かったり、求めている回答や成果を出せなかったり・・・と、挙げればキリがありません。

精神衛生上、こちらにマイナスな要素しかもたらさないので、極力視界に入れず会話せず、関わらないようにする姿勢が必要です。

同じ部署でデスクが近いなど物理的な距離が近かったり、同じプロジェクトに参加していてコミュニケーションが必要な場合もありますが、その姿勢は可能な限り持ち続けましょう。

いないものとしていれば、その分ストレスは少なくなります。

致命的なミスでない限りは放置する

仕事ができない人のミスは、大小問わずに見るとごまんとあります。

見つけるとつい手を出したくなるかもしれませんが、致命的なミス(周囲を巻き込む規模のもの)でない限りは、何もせず放置しましょう。

もしそのミスを修正して報告しても、やった張本人である仕事ができない人は、反省もしなければ罰も受けません。

会社は実害を被らなければ、本人を注意した程度で終わらせてしまうのです。

ミスによって実害が発生すれば、何故起きたのか原因の調査、今後どのように防ぐのかといった対策、本人への処分と話は大きくなります。

それぐらいにならないと、仕事ができない人にはダメージがありません。

このようなミスが連続で発生すれば、会社としても本人の処遇を考えざるを得なくなります。

直接注意・指摘しない

仕事ができない人はその自覚がないために、何を言っても響きません。

このタイプに限ってプライドは人一倍高いので、直接注意・指摘をしても反発や逆恨みされるのがオチです。

言いたくなる気持ちはあると思いますが、必ず上司へ報告し、間接的に注意・指摘してもらいましょう。

当然それでも本人には響かないと思いますが、関わるとその分イラつきしか生まないので、その点からも直接注意・指摘するのはやめましょう。

独立・フリーランスになる

仕事ができない人はどの職場にも1人はいるので、たとえ転職してもまた仕事ができない人に悩まされる可能性が高いです。

どうしても仕事ができない人から離れたい場合は、会社員を辞めて独立するか、フリーランスとして活動するのがおすすめです。

そうすれば仕事ができない人と同じ場所に身を置かないので、関わることはありません。

もちろん簡単に独立・フリーランスとなることはできませんが、今後の人生の選択肢の1つとして持っておくことは必要ではないでしょうか。

独立・フリーランスとなるには、自分の持つスキルでお金を得られなければなりません。

まずは自分のスキルやキャリアを棚卸して、自己分析しましょう。

『本人に悪気はない』や『本人も苦しんでる』は免罪符にならない

仕事ができない人に迷惑している場合の5つの対処法

仕事ができない人の話をしていると、必ず出てくる意見が

本人に悪気はないから責めるのは間違い
・本人も内心では苦しんでるかもしれないから見守ってあげるべき

などというものです。

しかし、それは仕事ができない人に接していない外野の立場だから言えることであって、いざ関係を持つことになればこんなのは戯言でしかありません。

誤解しないでほしいのは、仕事ができない人はあくまで『今の仕事ができない』だけであって、他の仕事ならちゃんとできるかもしれないということです。

人間誰でも向き・不向きはあるのですから、それが当たり前です。

ただ、仕事ができない人のしわ寄せが、一緒に働いている人達にいくのは全くの別問題。

それを本人の悪気の有無や苦しみの有無で許せというのはおかしな話です。

だから彼等に迷惑を掛けられている人は、我慢する必要も見逃す必要もありません。

しっかりと声を挙げて、自分の身を守りましょう。

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