未だに世の中に存在する、「正社員でないとダメだ!」という風潮。
非正規雇用で働いている人の中にも、正社員を希望している人は少なくありません。
しかし正社員として働いた結果、心身の調子を崩すなどで辞めざるをえなくなることもあります。
そうなった時、「自分に正社員は無理だった…」と落ち込んだり絶望かもしれません。
かつての僕も2社で正社員として働きましたが、同じように無理だった過去があります。
本記事ではそんな人へ、正社員が無理だったなら別の生き方をすればいいということを解説していきます。
正社員でも安心できない
正社員でいることを、以下の理由からある種の精神安定剤にしている人がいます。
・雇用が安定している
・ボーナスがある
・世間体がいい
ひと昔前であれば、正社員は待遇も保障も良かったので、文字通り安定していました。
しかし令和の現代では、もはや正社員であっても、必ずしも安定とは言えません。
2020年から始まったコロナ渦では、多くの企業で早期退職者の募集が行われました。
これは企業が人件費のコスト削減のためにとった手段であり、コロナ渦で経営が悪化した背景があります。
その中には誰もが知る大企業も含まれており、募集対象は正社員でした。
つまり、今や正社員も明日にはどうなるか分からない不安定な立場、ということです。
この事実から、正社員が無理であったとして、どうということはありません。
無理のない生き方をすればいい
生き方も働き方も多様化した現代では、正社員以外で生活している人はたくさんいます。
自分が無理なく過ごせるのであれば、それが自分にとって正解の生き方と言えるのが今の世の中です。
働き方だって、以下のように多岐に渡ります。
・アルバイト
・派遣社員
・契約社員
・フリーランス
・起業
・副業
この中からどれか1つを選ぶ必要はなく、複数の働き化を組み合わせることも可能です。
例えばアルバイトや派遣社員で働きながらフリーランスとして活動できますし、起業して働きながら合間にアルバイトもできます。
大切なのは就業形態ではなく、自分の理想を叶えるために何がベスト選択肢なのかです。
以下にそれぞれの特徴をまとめてみたので参考にしてください。
給料額 | 拘束時間 | 責任 | 自由度 | 世間体 | |
アルバイト | 低い | 短い | 軽い | 高い | 悪い |
派遣社員 | 普通 | 普通 | 普通 | 低い | 悪い |
契約社員 | 普通 | 長い | 普通 | 低い | 普通 |
フリーランス | 自分次第 | 自分次第 | 重い | 高い | 悪い |
起業 | 自分次第 | 自分次第 | 重い | 高い | 普通 |
副業 | 自分次第 | 自分次第 | 軽い | 高い | 普通 |
スキル・資格はいくらでも身につけられる
もし自分の理想を叶えるために何らかのスキル・資格が必要なら、それを身につければいいだけです。
今の時代、無料の教材や動画はいくつもあるので、勉強はいくらでも可能です。
また、お金はかかりますが有料の講座などで基礎から応用まで、信頼性の高い情報をもとに集中して勉強も可能です
以下はそれぞれの特徴を表にしたものです。
自分のライフスタイルに合わせて、無理なく勉強できるものを選びましょう。
費用 | 受講期間 | 時間調整 | 交流機会 | |
通信講座 | 安い | 短い | 可能 | 無 |
対面講座 | 普通 | 普通 | 不可 | 有 |
オンラインスクール | 普通 | 普通 | 可能 | 無 |
大学院/夜間大学 | 高い | 長い | 不可 | 有 |
バカにしてくる人には付き合わない
正社員でないことをバカにしてくる人は、未だに一定数存在します。
ひと昔前の正社員への幻想が抜けておらず、それ以外を良しとしていないのです。
もしそんな人に出会ってしまったら、相手にせず受け流しましょう。
バカにしてくる人は自分に自信がない故に、他人より優位に立てるものを必死に探しているような人であることがほとんどです。
相手にするだけ無駄なので、可哀想な人だなと思っておけばOKです。
生き方に悩むならプロに相談する
自分にとってどんな生き方がよいのか、分からずに悩むのはおかしことではありません。
これだけ多様な形がある現代では、選択肢がありすぎて逆に分からなくなってしまいます。
この悩みの解決方法は、基本的には自己分析で自分の傾向などを理解していくことです。
しかし自力での分析が難しい、よく分からなくなってしまうという場合は、プロのサポートを受けてもいいでしょう。
相談・申込は対面ではなく、LINEもしくは電話で行えるので負担も少ないです。
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