習うならキックボクシングとムエタイのどちらがオススメか

格闘技のこと
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

キックボクシングとムエタイ。

両者は同じものとして認識されている場合も多々ありますが、実は全くの別物です。

具体的に異なる点は他の方々が細かく丁寧に説明してくださっている記事がたくさんあるのでここでは省きますが、食べ物で言えば白米と玄米くらい違います。※多分

では、習うならばキックボクシングとムエタイのどっちがいいのか。

今回はその点を、格闘技歴10年以上の僕がお話しいていきます。

スポンサーリンク

パンチとキックをバチバチに打ちたいならキックボクシング

キックボクシングでは基本的に肘打ちはあまり使わず、膝蹴りもムエタイほど多用はしません。
※ルールにもよりますが、基本的に肘打ちが禁止されていたり、膝蹴りも特定の条件下でのみ可能だったりします。

そのため必然的に、攻撃手段はジャブやストレートなどのパンチ、ミドルキックやハイキックなどのキックが中心となります。

また、キックボクシングはルールの特徴として『いかに相手に有効打を与え、ダメージを加えて倒せるか』が焦点となるため、アグレッシブな動きが必要となります。

以上のことから、ストレートパンチやハイキックなどを派手にバチバチに打ちつつ強くなりたいなどであれば、キックボクシングがオススメです。

クールにスマートに闘うスタイルに憧れがあるならムエタイ

ムエタイはキックボクシングと比較すると肘打ちや膝蹴り、首相撲という技術がルール上認められていることがほとんどです。

また、パンチよりキックが攻撃の軸であり要となるため、キックボクシングとは大切になる部分が異なってきます。

キックボクシングはバチバチに打ち合いダイナミックな展開となることが多々ありますが、ムエタイは『いかに華麗に攻撃をして相手を制するか』がポイントなので、キックボクシングほど派手な動きはないことがほとんどです。

そのためムエタイをよく知らない人が試合を観ても、つまらないと感じる場合が結構あります。

ただ、実際は緻密かつ的確な高等技術のやり取りなので、派手さこそないものの理解すればするほどその奥深さに感銘を受けます。

タイ発祥の国技なので、やっていく中でタイの文化に触れられるのも良い点ではないかと思います。

教えているのがキックボクシングなのかムエタイなのかを事前にチェックしておく

キックボクシングかムエタイ、どちらをやるのか決めていざジムに入会しようと思ったなら、次に注意すべきは「そのジムで教えているのがキックボクシングかムエタイのどちらなのか」をしっかり調べることです。

ありがちなのが、キックボクシングもムエタイも両方掲げているのにいざ行ってみたらキックボクシングしか教えてもらえないというパターンです。

キックボクシングでも肘打ちを練習することは普通にありますし、正直境目は非常に曖昧なのですが、ムエタイを本格的に習いたいのであれば以下のようなジムを選ぶようにしましょう。

・トレーナーにムエタイ戦績が豊富な人がいる(ジムのホームページのトレーナー紹介に記載されていることがほとんどです)
・ムエタイをリスペクトしていることが分かる(ジムのホームページを見ると何となく分かります)

自分の目的に合わせて選ぼう

キックボクシングもムエタイも、ともに魅力的な格闘技です。

どちらが良いかは自分がどんな目的を持っているのかによるので、まずはキックボクシングとムエタイの違いを把握し、自分の理想に近い方を選びましょう。

Youtubeなどの動画サイトにはキックボクシングとムエタイの試合映像がたくさんあるので、両者を観て選ぶのもいいと思います。

どうしても決められない場合はキックボクシングとムエタイの両方を習うという選択肢もアリなので、変に固執せず柔軟に考えてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました