スポーツインストラクターの実情と大変なこと

格闘技のこと

「運動をしよう」と考えた時、大抵の人がまず検討するのがフィットネスクラブ。

そこで働くスポーツインストラクターは、爽やかで優しくてムキムキなイメージを持たれている人が多いことでしょう。

スポーツが好きとか身体を動かす仕事がしたい人は、スポーツインストラクターの仕事はどうだろうかと考えることがあると思いますが、ここで気になるのがこの仕事の大変さ。

表向きは明るくて楽しそうに見えても、その裏には何があるのか。

この記事は、以下のような人の役に立てればと思い書きました。

・スポーツインストラクターへの転職を考えている人
・スポーツインストラクターの裏や実情を知りたい人

これを書いている僕は某大手フィットネスクラブで2年間働いた経験がありますので、1つの参考としてもらえれば何よりです。

時間帯によって忙しさの差が激しい

まず、フィットネスクラブは会員が押し寄せる時間帯によって忙しい度合いが大きく変わります。

忙しさのレベルを★で表すと、ざっくりと以下のような感じでした。
(最も忙しいが★5つ)

始業~12時: ★★★★★
12時~16時:★★
16時~20時:★★★★
21時~終業:★

基本的にオープンしてからお昼頃までは、お年寄りが恐ろしいくらい来店します。

どうやら朝に運動して、お昼以降はゆったり過ごしたりお友達と楽しくお茶するようです。

なのでこの時間帯はまさに怒涛の忙しさ。お年寄りは何をするか読めないので気が抜けません。
(万が一ケガでもされたら大変なことになるので…)

お昼を過ぎるとお年寄りはほぼ帰っていくので、一気に暇になります。「さっきまでの喧騒はどこにいった?」くらいのギャップが生まれます。

そして夕方に近づくと、今度は仕事終わりの社会人や学校終わりの学生が次々と来店します。

午前中ほどではありませんが、やはり人が多いのでそこそこの忙しさにはなります。

その後は終業時まで、ほとんど暇です。なので閉店作業も少しずつ進めていきます。

スポーツインストラクターは基本的にシフト制なので、どの時間帯に入るかで明暗が分かれるところはあると思っておきましょう。

会員同士のいざこざが多い

人が集まれば、そこでは必ず何かが起きます。

その中で最も多く面倒なのは、会員同士のいざこざ(揉め事)。

主な内容は以下の通り。

・1人で器具(マシンなど)を独占していて他の人が使えない
・順番待ちで並んでいたのに横入りされた

「それがいい大人が揉めることか!」と思うかもしれませんが、本気で揉めます。

中にはインストラクターに直接苦情を入れてくる人もいて、その都度対応に追われることになります。

かといって両者とも会員なのでインストラクターは厳しく注意することも難しく、放置すると大問題に発展する可能性もあって非常に厄介です。

インストラクター同士の恋愛と愛憎劇

現場で働くインストラクターはスポーツをしていた人ばかりなので、年齢関係なく若々しいです。

そのためか恋愛事もお盛んで、中には聞くのも恐ろしい愛憎劇も数多くありました。

詳しくは話せませんが、例を挙げるとこんな感じです。

・他店のインストラクター(男性・既婚者)と不倫関係にあったAさん(女性)が妊娠し大問題に
・交際していた同店のBさん(男性)とCさん(女性)が別れて数ヵ月後、同店のDさん(男性)とBさんが交際を始めその後結婚した
・同店のEさん(男性)に振られたFさん(女性)が髪をバッサリ切ってきて「あなたのせいでこうなりました」とスタッフルームで発言

他にも色々ありましたが、爽やかに見えるインストラクター達のリアルな恋愛事情はなかなかにハードでした。

インストラクターと保護者の禁断の愛

ここで言う「保護者」とは、クラブに来る子どものお母さんのことです。

クラブには大抵子どものためのスイミングスクールや体操スクールがあり、当然保護者が送り迎え(スクール中も見学してる)します。

すると必然的に担当しているインストラクターと接する機会は多くなりますが、インストラクターには若くてイケメンの男性も多いです。

そんな男性と身近に接せられるとなれば、保護者もテンションが上がるのでしょう。インストラクターに群がり談笑が盛り上がります。

中には恋愛感情を持ち密かに不倫関係にあったインストラクターと保護者もいて、まるでドラマの世界を垣間見ているようでした。

クセのある会員集

最後はクセがあった(大変だった)会員のエピソードをいくつかご紹介します。

夫婦でクレーマーな会員

長年在籍している夫婦会員(当時60代)がいたのですが、とにかく事あるごとにクレームを出していました。 

「あいつ(他の会員さん)がいて迷惑してる!」「施設の○○が気にくわない!」など、その都度店長が対応にあたっていましたが、そんな文句があるなら辞めてくれ…とインストラクター全員が思っていたことでしょう。

自分は年を取っても絶対あんな風になってはいけないという、今ではある意味でお手本となっています。

とにかく自分の筋肉を自慢する会員

自らの鍛え上げた筋肉にウットリする男性は少なからずいますが、ある会員は来るたびにその日勤務に当たっているインストラクターへ「俺初心者だから、まだまだなんだよねー!」とよく分からない初心者アピールをしていました。

インストラクターからの「いやいや、初心者なんてとんでもない。○○さんの身体スゴいですし!」という言葉を聞きたいがための発言なのですが、こちらとしては面倒くさいとしか思えません。

加えてクラブに新規入会したばかりの本当の初心者さんへ話しかけては勝手に色々アドバイスをしていて、「あの人は他に楽しいことが無いのかなぁ…」と内心思いつつ、こちらから話し掛けて他の会員さんが逃げられるようにしていました。

クレーマーではありませんが、違う意味で厄介な会員だったと記憶によく残っています。

う○ちをサウナ室にする会員

未だに信じられない話ですが、ある日こんな連絡が会員さんからインストラクターに届きました。

「サウナ室にう○ちがある!」

僕がいたクラブにはサウナ室があったのですが、女性エリアのサウナ室であろうことかう○ちをした人がいたのです。

慌てて女性インストラクターがサウナ室へ向かい速やかに処理と消毒をしましたが、これにはみんなビックリしていました。

他の会員さんの証言から、犯人(と言うべきか分かりませんが)であると思しき女性は特定できましたが、スタッフが現場を捉えていないため注意や処分はできず…

その後少しして僕は退職したのでどうなったかは分かりませんが、同じ事件が起きていないことを祈るばかりです。

インストラクターは楽しい!

以上、インストラクターの実情と大変なことをありのままに書きました。

ここまで色々書いておいて矛盾しているかもしれませんが、インストラクターの仕事は何だかんだ楽しいこともたくさんあります。

ただ、どんな仕事でも表があれば裏もあります。

もしインストラクターへの就職や転職を検討している人が、いざ入ってみて理想と現実のギャップについてショックを受けすぎないように、この記事が少しでも役に立ったら嬉しい限りです。

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