派遣会社の営業担当を信用するべきではない6つの理由

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人材派遣会社で派遣社員として働くにあたって、必ず接することになるのが派遣営業です。

彼等の仕事は派遣先と派遣社員を仲介し、必要に応じてフォローすることですが、ネット上には以下のような悩み(口コミ)が散見されます。

・派遣営業に騙されているかもしれない
・派遣営業から聞いていた話と派遣先から聞いた話が違う
・派遣営業から全く連絡が来ない

いずれも派遣営業に対するマイナスな評価ばかりで、「派遣営業を信用しても大丈夫なのか?」と不安を感じている方が非常に多いようですね。

そんな方々にお伝えしたいのですが、結論から言うと基本的に派遣営業は信用すべきではありません

この記事では、その主な理由を6つお話します。

僕自身がかつて派遣営業として勤務した経験があるので、信憑性は高いと思います。

派遣営業にも自分の営業成績がある

まず第一に、派遣営業も派遣会社に雇われている1人の会社員に過ぎません。

彼等にも自分の営業成績が存在し、それを左右するのは派遣社員の就業状況(何人を稼働させているか)です。

だから派遣営業は、『いかに派遣社員を増やして、かつ辞めさせないようにするか』を考え、フォローしているのです。

この背景を持つ人間に、派遣社員が「派遣先を辞めたい」などと相談した場合、どうなるかは何となく想像がつきますよね?

なので仕事を辞めようか悩んだ時は、あなたがどんな選択をしようと利害関係の及ばない第三者に相談するべきで、派遣営業にするのは避けた方が無難です。

優先順位は『派遣先>>>派遣社員』

派遣営業にとって派遣社員は(商品として)大切ですが、派遣先はそれ以上に大切です。

どれだけ派遣社員がいても就業先で働いてもらわなければ利益にはなりませんし、1人の派遣社員の信用を失っても大したことはありませんが、1つの企業の信用を失うことは会社としてダメージが大きいからです。

そのため、仮に派遣先と派遣社員が揉めた場合、表向きは派遣社員の味方をしていたとしても、本当のところでは派遣先の味方をしています。

派遣社員は募集すれば向こうから来るので補充できますが、派遣先は1つ失うと新たな派遣先をイチから営業をかけて探さなければならず、手間も時間も非常にかかります。

このことから両者を天秤にかけた時、どちらが優先されるのかは言わずもがなです。

1人で多数の派遣社員を担当している

派遣営業が複数の派遣社員を担当しているのは既に多くの方に認知されていますが、その具体的な人数までご存知でしょうか?

僕が勤めていた派遣会社の規模は典型的な中小でしたが、そんなところでも派遣営業1人につき約30名を受け持っていました。

しかも、この約30名の中には問題児が数名いて、やらかしたことのフォローやクレーム処理に追われることもしょっちゅう。

これが大手派遣会社になると、さらに多くの派遣社員を担当することになり、とてつもない負担となります。

正直な話、たかが1人の派遣社員にたくさんの時間を割いてはいられず、急を要する案件でなければ後回しにされるのです。

派遣会社自体がブラック

これも周知の事実ではありますが、派遣会社はブラックなところがとても多い業界です。

ノルマは厳しく、派遣先からは奴隷のような扱いを受け、上司からはことある毎に詰められ・・・と心休まる時がありません。

平日は朝から晩まで働き詰めで、休日も社用携帯には様々な連絡が届く・・・こんな生活が働いている限りずっと続くのです。

なので派遣営業自身が心身が疲れ切っていることが多く、派遣社員の相談にまともに乗る余裕もありません。

優秀な人材が少ない

派遣営業に対するイメージは、『派遣社員をいいようにコキ使って金を稼ぐ頭の良い人間』かもしれませんが、実態は全く異なります。

求人を見ると分かりますが、大体の派遣会社は「学歴不問・未経験歓迎!」などとしており、採用ハードルはかなり低めです。

これはブラック企業にあるあるの『みんな次々に辞めていく』という問題が背景にあり、条件を高くすると応募が来ないためです。

そんな採用ハードルの低い会社に来る人材は・・・察しがつきますよね。

なので信頼に足る優秀な人物はそうそういません。

僕もそうでしたが、大半はいい加減にやっているものです。

派遣営業も派遣社員を信用していない

この問題の最大の理由は、ここにあると言っても過言ではありません。

派遣営業は数えきれないくらいの派遣社員と接するのですが(ここでは派遣登録してくる人も全て含む)、正直「こいつ大丈夫か?」と思わずにはいられない人間が非常に多いです。

あくまで個人的な体感ですが、10人いたら7人はまともでないケースがほとんど。

・時間を守らない
・挨拶ができない
・身だしなみに気を遣えない

そんな社会人として最低限のことさえできない人ばかりです。

そしてその尻ぬぐいをするのは、他でもない派遣営業。

派遣営業にとって、派遣社員は「大切な商品ではあるけど厄介事ばかり起こす存在」であり、信用などできないのです。

だから派遣営業は常に派遣社員を疑いと監視の目で見つめ、変なことをしないか(する可能性がないか)を探ります。

そんな思考を持つ人間を信用するのは、とてもじゃありませんができないでしょう。

派遣営業との接し方における注意点

派遣営業と派遣社員の関係は、管理する側とされる側であると同時に、同僚のようでもある少し特殊な関係です。

そのため接し方が難しい部分もありますが、主に以下の点をおさえておくとよいでしょう、

口約束は信じない

派遣営業は、口では都合の良いことや派遣社員の有利になるようなことを言ってきます。

「派遣先も○○さんに好印象を抱いています」とか、「こちらの派遣先の方が○○さんの希望に沿うかなと思います」など、浮足立ちそうになることもあるかもしれません。

しかし、それらは全て派遣社員を繋ぎとめる、あるいは派遣社員を自分の都合の良い方向へ誘導したい派遣営業の手段です。

中には口約束を結ぶようなこともあるかと思いますが、書類など形のあるものとして明確になっていない限りは決して信じない方が身のためです。

書類は細部まで確認する

派遣社員は、派遣先で働くまでに数多くの書類にサインする必要があります。

この時に必ずしなければならないのが、書類の文言を隅々まで確認することです。

また、派遣登録時に渡されるガイドラインなども必ず目を通しておきましょう。

就業している中で、少なくとも1つや2つは「あれ、そんなこと聞いたかな?」ということが出てきます。

それが重大なことでなければ問題ありませんが、今後に影響が出るものであった場合は、最悪辞めるか否かという選択にまで発展する可能性もあるので、それを防ぐためにも事前に各種書類は確認することがとても重要です。

期待せず頼りにしない

派遣営業にとって派遣社員は大切な商品ですが、彼等とは派遣先へ就業するまでを除いて、ほとんど会話をすることはないと思っておいた方がいいです。

本来であれば定期面談をしたり、派遣先への不満やリクエストがあればそれを伝え、派遣先との緩衝材になる役割を果たすのが派遣営業ですが、実際にそれをちゃんとやっている派遣営業は僕自身を含め見たことがありません。

基本的に派遣契約更新時と直接口頭で確認する必要のある用件がある以外で、派遣営業からコンタクトを取ってくることはなく、またこちらがコンタクトを試みても繋がらないパターンが往々にしてあります。

これは派遣営業あるあるで、派遣就業の形態が根本的に変わらない限りこれからも変わることはないので、期待はせずに諦めて『形態更新時期に連絡してくる事務員』という感覚でいた方が精神衛生上良いと思います。

派遣社員として働くことに疑問を持ったら

この記事では派遣営業は信用するべきではないという点についてお話しましたが、派遣社員として働くことを否定しているわけではありません。

僕自身、派遣社員として働いた経験が5年以上ありますし、そのメリットもよく分かっています。

ただ、どうしても派遣社員は『都合の良い雇用調整の弁』という側面も持ち合わせているのは事実。

もし派遣社員として働いている中で、違和感や不安を感じるようなことがあれば、それは派遣社員を辞めて新しい道へ進む時かもしれません。

そこで今後のキャリアに悩む場合は、キャリアコーチングを受けてみるのも有効な手段です。

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