どれだけ責任感の強い人でも、「今日はやる気が出ない・・・」なんて日は、必ず訪れるもの。
社会人としてダメなことは分かっていても、そうした自分の気持ちを切り替えるのは簡単ではありませんよね。
とはいえ、やらなければならない仕事は、そんな自分を待ってはくれません。
この記事では、そんな仕事にやる気が出ないことに悩む30代が、どうすべきかについて解説します。
30代で仕事にやる気が出なくなるのはおかしいことじゃない
「仕事にやる気が出ないなんてただの甘えだ」などと言う人もいますが、実はそんな状態に陥る30代は大勢います。
現に、『Biz Hits』が30代の働く男女を対象に行ったアンケート調査によると、約95%がやる気が出でないことがあると回答したとのこと。
【30代 仕事のやる気がでないときランキング&やる気を出す方法】500人アンケート調査
その理由は様々ですが、30代は良くも悪くも社会人としてそこそこの経験を積み、仕事にも慣れてくる頃です。
すると、自分がどれくらい頑張ればどれくらいの成果が出るかが予想できるようになり、自分の限界(どんなに頑張っても届かないところ)も見えてきてしまいます。
そうした様々な要素が重なる30代で、仕事へのやる気が出なくなるのは納得できるところではないでしょうか。
放置していると思わぬミスの引き金に
とはいえ、やる気が出ないまま放置するわけにもいきません。
この状態が続くとパフォーマンスが低いままなのはもちろん、普段しないような大きなミスを引き起こす引き金になりかねないからです。
仕事におけるミスは、その内容や取り扱っている業務によっては、多大な影響を及ぼすこともあります。
自分だけでは到底責任が取り切れない事態に発展してしまった場合、今後の自分のキャリアに傷を付けてしまうことになります。
これを防ぐためにも、やる気の出ない状態から早急に脱出できるようにしなければなりません。
やる気が出なくなったらするべきこと
では、具体的に何に取り組んでいくべきなのか。
少なくとも、以下の4つにはしっかりと向き合う必要があります。
今の仕事を見つめ直してみる
まず最初にするべきことは、やる気の出ない今の仕事が、自分にとってどんなものなのかを見つめ直してみましょう。
そもそもこの仕事をしようと思ったキッカケや理由、なぜここまで続けてきたのか、今後この仕事を続けて得られるものがあるのか・・・
そのような諸々の点を考えてみて、自分が今の仕事に対して持っている気持ちを率直に評価することをおすすめします。
もし今の仕事が自分に何らプラスの要素を感じられないのであれば、これを機に辞めて、転職等を検討するべきです。
やる気の出ない原因がどこにあるのかを考えてみる
やる気の出ない原因は仕事そのものか、もしくはそれ以外にあるのかを明確にすることは、非常に重要です。
もし仕事以外に原因があるのであれば、その点をクリアにして解決する必要があります。
これからの生き方について悩んでいるのであれば、逆に自分が理想とする生き方とは何なのかを模索してみましょう。
たとえ『何となく』やる気が出ないとしても、その根底には何かしらの理由があるものです。
原因が分からなければ対処もできないので、面倒がらずにしっかり考えてみてください。
本当にやりたいことは何なのかを分析する
今のやる気の出ない状態から、逆に何をするならやる気が出て存分に取り組めるのか。
つまり、自分がやりたいこととは、果たして何なのかを分析してみましょう。
自分のやりたいことが分からず、とにかくお金のため・生活のために『自分がやれること』をやっている人が非常に多いのが、今の世の中の実情です。
それはそれで良いのですが、やはり仕事をするにあたり、自分が全力を発揮しても良いと思えるものをやることこそ、真の意味でのスキルアップやキャリアアップに繋がります。
やりたいことを探す方法として、自分が絶対にしたくないことから逆算して考える方法や。自分の『得意なこと・好きなこと・譲れないこと』などから探す方法などがあります。
しかし、自力ではどうしても見つからない場合は、第三者の視点からのサポートを受けて探し出す方法を取りましょう。
『キャリアアップコーチング』では、転職支援サービスとして、やりたいことが何なのかを個々の性格や価値観から分析し、発見するサポートをしてくれます。
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今の苦難は次に繋げるためのステップ
やる気の出ない状態で仕事をすることほど、辛く苦しいものはありません。
30代という年齢も相まって、不安や焦りも多かれ少なかれあることでしょう。
けれど、そうした苦難は人生のどこかのタイミングで必ずやってきて、それを乗り越えれば間違いなく次に繋がる大きな1歩となります。
だからこそ、ここで様々なことに向き合い考えることは、今後の人生を決めると言っても決して大げさではないのです。
中途半端にせず、今ここで自分のこれまでとこれからを、丁寧に整理することをおすすめします。
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