管理職から平社員に降りたい人へ。降りた僕が伝えたい6つのこと。

お金・副業・キャリア
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管理職になると、常に多くの悩みを抱えます。

・責任が重い
・残業ばかりで帰りが遅い
・上司も部下も勝手なことばかり言う

上記の他にも日々たくさんのことがあって、仕事を楽しいと思えることが管理職になってからずっとない・・・ということもあるでしょう。

僕は管理職に推薦されて就任したものの、つらく苦しい毎日を送ることとなり、1年ほどで平社員に戻りました。

結論を言えば、あの時に戻る決断をしてそのために行動したのは、本当に正解だったと思っています。

この記事ではそんな経験のある僕が、今まさに管理職を降りたいと苦しんでいるあなたへ、以下の6つのことをお伝えしたいです。

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管理職と平社員に求められる適性は別物

既に管理職を経験しているあなたは痛感したと思いますが、管理職と平社員では何もかもが異なります。

平社員は自分が一生懸命やれば、その結果は自分に返ってきます。それに伴う責任も自分だけが背負えばいいものです。

しかし管理職は自分だけが頑張っても仕方なく、配下にいる部下達がいかに動いてくれるかが問われます。そして部下達の失敗も責任も、最終的には全て自分が負うことになります。

つまり求められる適性が全く違うため、どれだけ平社員時代に活躍できていても、管理職になったら何も出来なかった・・・というケースは珍しくありません。

管理職であることがつらくて苦しんでいるあなたは、管理職としての適性がなかったというだけのこと。適性のないものを続けるより、あるものにシフトチェンジした方が遥かに良いでしょう。

だから迷うことなく、管理職を降りるべきです。

降りたいことをハッキリ伝える

管理職を降りるには、当然上司にその旨を伝える必要があります。

ここで重要なのが、変に回りくどくせずハッキリと「管理職を降りたい」と伝えること。また、その理由も正直に明かすことです。

そうすると上司に本気度とシリアス感が伝わるので、真剣に話を聞いてもらえます。

あなたが管理職を降りるとなると、後任をどうするかやあなたが今後どうしていくか等、決めなければならないことはそれなりにあります。

即座に降りることは難しいので、可能な限り早く上司には面談を申し込みましょう。

ここが最も勇気のいるフェーズですが、覚悟を決めて行動するしかないので、踏ん張りどころです。

管理職を降りるからといって会社を辞める必要はない

あなたは管理職を降りるとなると、会社を辞めなければいけないと考えてませんでしょうか?

冒頭で少し書きましたが、僕は管理職を降りて平社員に戻りました。これは会社を辞めたわけでも部署を変わったとかでもなく、同じ部署で管理職から平社員に戻っただけです。

なのでもしあなたが会社を辞めたい気持ちまではなければ、上司に管理職を降りたい旨を伝えた際に、その意志も表明しましょう。

それは恥ずかしいことでもおかしいことでもありません。平社員から管理職には上がれるのに、その逆が出来ないのはおかしい話です。

会社としても、管理職まで経験した人材をそのまま手放すのは、マイナスにしかならないはずです。

周囲の噂話は気にしない

あなたが無事に管理職を降りることが出来て、かつ会社に残った場合、間違いなく周囲では様々な噂が駆け巡ります。

僕が管理職を降りた時も、「病気になったらしい」とか「上司との関係が悪化して降ろされた」など、どこから出てきたのか分からない噂が立ちました。

しかしこれに対しては、『何も反応しない』がベストです。

何を言ったところで噂が収まることはありませんし、下手に反論などしても、余計に噂が立つだけです。

噂話が好きな人にとっては真実かどうかは関係なく、仲の良いグループ内で盛り上がれればそれでいいのです。

どのみちそうした噂はすぐに鎮静化するので、「また何か言ってるな~」くらいに思っておく。

面と向かって直接聞いてくる人はまずいませんが、万が一聞いてくる人がいたら、その時は「自分が希望して降りました」とだけ簡潔に答えましょう。理由を詳しく話す義理も義務もありません。

降りることができないなら転職も検討するべき

もし上司に管理職を降りたい旨を伝えても、それを却下されたり退職を仄めかされたら、その時は絶対に転職を検討するべきです。

会社は社員が気持ちよく働けるように環境を整え、利益を出してくれるようにするのが役目です。

あなたがつらく苦しい思いをしていることを知って、それでも変えようとしないのであれば、その会社は信頼できません。

おそらく今後何か問題が起こっても、社員を守らず自分達の保身に走るでしょう。

そんなところは早く辞めて、新しい環境で新鮮な気持ちで仕事することをおすすめします。

具体的に転職するならどうするか、またはこれからどうするか迷われる場合は、コーチングを受けることも視野に入れましょう。

プロのコーチが、あなたの今後のキャリアについて一緒に考えてくれます。

理想のキャリア支援をするキャリアアップコーチング

優先すべきは部下でも会社でもなく自分

管理職を降りたくても、受け持っている部下のことや、会社への影響を考えるとなかなか降りられないということもあるかもしれません。

僕もそれを考えて、悶々と過ごしていた時期がありました。

でも部下も会社も、管理職に就く人間が誰であれ、何だかんだで回っていきます。

誤解を恐れず言えば、部下や会社にとっては、僕もあなたもいくらでも代わりの効く人材なんです。

けれど僕もあなたも、この世には1人しかいません。替えようと思っても替えられません。

それなら優先すべきは、何よりも自分のことであって良いんです。

あなたの一生はあなたが責任を負うわけですから、どんな選択もあなたが決めて良いんです。

これまで頑張った自分を褒めて、つらく苦しい立場からはもう抜け出しましょう。

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