格闘技は続けることができてるだけで十分な才能であるという話

格闘技のこと
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僕は格闘技を10年以上やっていますが、これまでに「才能あるなぁ」と思う人をたくさん見てきました。

パワーが強い、身体が柔らかい、根性がある、当て感がいい、打たれ強い…

努力である程度は後天的に身に付けることはできても、元々才能がある人にはどうしても及ばない領域というのは確かにあります。

でも、そういった分かりやすい才能に負けず劣らない、なのにみんながあまり目を向けていない才能が実はもう1つあります。

それが『続けることができる才能』です。

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始めてから3か月後に残っている人はほとんどいない

僕は昔、あるフィットネスジムでインストラクターの仕事をしていました。

かなりの規模のジムで、トレーニング器具も充実していたので、入会してくる人は後を経ちません。

入会してきたばかりの人にはインストラクターが付きっきりでトレーニングの仕方を指導するのですが、その時は皆さんやる気に満ち溢れています。

しかし、それから3ヶ月ほど経つと大体の人は滅多にジムに来なくなるか、退会しています。

このことからも分かる通り、やるもやらないも自由なことを続けるのって、とても大変なのです。

地味で地道な格闘技の練習

やってみると分かるのですが、格闘技の練習って本当に地味です。

例えばボクシングであれば、

・シャドーボクシング
・ミット打ち
・サンドバッグ打ち
・マススパーリング
・スキッピングロープ(縄跳び)

これをひたすら繰り返し行うことになります。

日本王者も世界王者も、基本的にやっている練習は始めたばかりの初心者がやるものと変わりません。ただ、その強度が半端ないレベルであるだけです。

そして彼等だって最初からそうだったわけではなく、血を吐くほどの地味な反復練習をこなしてきての今があるのです。

つまりこれが続けることのできる力であり、才能なのです。

練習を続けずに残っている人はいません。

才能がない?続けられているだけで立派な才能!

「自分には才能がないから…」と自虐気味に笑いながら言う人がいます。

でも、毎回ちゃんとジムに来て真面目に練習して、なおかつこれを繰り返せている。

この時点で素晴らしいですし、これを数日・数ヵ月・数年…と続けられているのは、十分胸を張っていい才能です。

プロならまだしも、やらなくたって生活に直接支障が出るわけではないことを続けられている。

これを才能と言わず何というのかって話です。

だからもし自分に才能がないと思うのであれば、とにかく続けましょう。

その『続けることのできる才能』は、いつか必ず自分にとってかけがえのない財産になります。

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