【手痛い失敗談】貯蓄と投資の割合を考えないと起きること

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近年、日本政府は『貯蓄から投資へ』というスローガンを打ち出し、投資への積極的参加を呼び掛けています。

今や銀行に預けていても、金利が低すぎてほとんど増えない時代。

そんな中であれば、リスクを踏まえた上で投資を行った方が良いことは間違いありません。

しかし、ここで投資と貯蓄に回すお金の比率をよく考えないと、思わぬ痛い目に遭うことがあります。

この記事では、それをいい加減にしたために僕が経験した失敗を、その経緯から結末までお話します。

これから投資を行おうと思っている方、投資をし始めたばかりの方の参考になれば幸いです。

支払いのための現金が足りない

それは、ある日突然やってきました。

スマホに届いた1通のショートメッセージ。

それは当時住んでいたアポートの管理会社からで、こう書かれていたのです。

「○月分の家賃の引き落としが完了できなかったため、2日以内に下記の口座へ振り込みをお願いします。」

一瞬、意味が分かりませんでした。それまで何の異常もなく払えていたのに、なぜいきなりこんなメッセージが来るのか。

そして慌てて預金口座を確認し、僕は愕然としました。

口座には、わずか1万円ほどしか残高が残っていなかったのです。

つまり、口座から引き落としされる分のお金がなかったため、このような事態に陥ったのです。

投資先資産は含み損ばかり

ここで思い出したのは、先月分のクレジットカードの請求金額です。

普段より多額の買い物を何度か行っていたため、その金額が遥かに高いものとなり、引き落としがされていました。

これによって口座残高が大幅に減り、今に至ったのだと。

いずれにせよ、2日以内に支払いを完了させなければなりませんが、手元にはそれだけの資金がありません。

そこで仕方なく投資に回している資金を使おうと思ったのですが、ここでも問題が1つ。

そのほとんどを投資商品の買い付けに使っており、含み損(確定はしていないものの買い付け時より価格が落ちている状態)となっていたのです。

これを売却して資金に戻した場合、価格が落ちている分は損をすることになります。

せっかく投資をしているのに、このままでは意味がありません。

含み損資産を売却

とはいえ、口座に残高がなく手元にもお金がない以上、他に手はありません。

泣く泣く含み損の出ている投資商品を売却し、資金を作り、家賃の支払いに充てました。

最も低下金額が低いものを選んだとはいえ、数万円の損失を出す結果となり、とても落ち込みました。

もちろんこれは全て僕の計画性のなさが招いた事態ではありますが、手元に資金がないことのリスクを、この時初めて痛感したのです。

もしあのまま家賃の支払いができなければ、さらにややこしい事態に発展していたでしょう。

第一に貯蓄。投資はその次

以上のことから学んだのは、すぐ手元に用意できる資金の大切さです。

業績は黒字なのに手元に資金がないために起こる会社の『黒字倒産』がありますが、これは個人にも同じことが言えます。

投資は貯蓄よりもお金を増やせる可能性は高くなりますが、だからといって大部分を回してしまうと、いざ至急でお金が必要になった時に非常に困ります。

投資の原則の1つに『余剰資金で行う』というものがありますが、手元になくても問題ない金額をよく考えた上で行うべきです。

普段は問題なくても、いつどこでまとまったお金が必要となるかは予測できないことが多いので、そのような事態に備えて余裕ある資金を残しておくべきでした。

割合は7:3が目安

貯蓄と投資の適切な割合については、様々な意見があります。

そのため一概には言えませんが、僕の経験を踏まえた上では『貯蓄7・投資3』が、最も安全かつ効果的だと考えています。

貯蓄に7割回していれば、突然の大きな出費がいくつか重なっても、十分持ちこたえられます。

また、投資で損失が出ても、しっかりとカバーが可能でしょう。

ある程度の利益を求めるのであれば投資に回す金額は大きいほど効果的ですが、だからといって足元を疎かにすると必ずリスクが大きくなります。

いざ不測の事態が起きた時に僕のようにならないよう、備えは盤石にしておくことを強くおすすめします。

『0から1』を生み出せる能力も必要

投資は自分が持っているお金を増やす、いわば『1から2』にする方法です。

つまり1となる元手のお金がなければ始められず、これが不足していて余裕がないと十分な投資ができません。

そのため、『貯蓄7・投資3』自体ができない場合は、まず『0から1』を行い元手を作り出す必要があります。

投資を行いたい、またはさらに取引を拡大したい方は、ぜひこの能力も身に付けることを考えましょう。

投資は無理をして行うものではなく、余裕のある範囲で自分をより豊かにするものでなければなりません。

そのことを忘れずに取り組み、失敗を回避してもらえれば何よりです。

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