4月は多くの人が新生活を始める時期です。
何かが始まるということは、期待もあれば不安もあるもの。
その中でも、新社会人として働き始める人にとっては、多くの不安があることでしょう。
・これから社会人としてやっていけるのか
・怖い先輩や上司にあたったらどうしよう
・40年以上も働いていく自信がない
・社畜になってしまうかもしれない
・会社が自分に合わなかったら辞めるしかないのか
今この記事を読んでいるあなたが新社会人なら、このような不安が心を占めていて落ち着かない毎日を過ごしているのはないでしようか。
しかし、いざ社会人になってると、それらのほとんどは心配に足らないことだということが分かってきます。
この記事では、これから新社会人としてのスタートを切るあなたに覚えておいてほしい、社会における6つのことをご紹介します。
大半の先輩・上司は大したことない
あなたが入社する会社がどこであれ、そこには必ず先輩と上司がいます。
入社当初は自分が1番下っ端で、どの人も仕事をテキパキこなしているように見えるかもしれません。
その中にはあなたに高圧的に指導や説教をしてくる人もいるでしょう。
しかし大半の先輩・上司は、能力的にはあなたと何ら変わらないか、もしくはあなたより下だったりします。
仕事ができるように見えるのは、まだあなたがその環境に慣れていないだけであって、次第にそれが錯覚だったことが分かってくるはずです。
そして慣れてきた時に、高圧的な先輩・上司ほど、実は仕事ができない人ということも分かるでしょう。
だからそんな先輩・上司が何か偉そうに言ってきたら、表では「すみません」と言いつつ、心の中で『また何か言ってるなぁ』くらいに捉えておきましょう。
もちろん中にはとても優秀で、部下や後輩にも敬意を持って気遣いながら接してくれる人もいます。
もしそんな人に出会えたら、その人の仕事ぶりをよく観察して、いいところを盗みましょう。
目標とすべき人に会えるかは完全に運次第で、出会えたらあなたはとても幸運の持ち主です。
最初は何もできなくていい
新社会人として働き始めたものの、何をしていいか分からず何もできす、自分が役立っていないことに焦ったり落ち込むことがあると思います。
でもそれはほとんどの新社会人が同じで、あなたの先輩や上司にもそんな期間が必ずありました。
だから何を言われても気にせず、1つずつ確実に仕事を覚えていきましょう。
そうして3ヶ月も経てば、今の自分からは想像できないくらい、仕事ができるようになっています。
会社側も新社会人にいきなり即戦力を求めはしません。
もし即戦力として無茶振りをされるような会社なら、パワハラやセクハラなどが日常的にされている可能性が高いため、辞めることを考えた方が良いでしょう。
つらくて仕方ないなら逃げてもいい
新社会人として仕事をしていれば、つらいことや大変なことはたくさん出てきます。
それに対して、「そんなの甘え」とか「仕事なんだから当たり前」なとと言ってくる人がたくさんいます。
もちろん時には乗り越えなければならないこともありますが、もしどうしてもつらくて仕方なくなったら、その時は逃げたって構いません。
仕事のために身も心も削って、休職や退職に追い込まれてしまった人が、数え切れないほどいます。
そうなってしまったら完全に回復するまでに、多大な時間がかかることに。
しかし会社も先輩も上司も、あなたがそうなったことへの責任は取ってはくれません。
だから仕事をしていて、つらくて仕方ないのであれば、迷わず逃げてしまいましょう。
今よりもずっと良い、あなたが「楽しい」と思える場所は、きっとどこかにあります。
会社の言うことは絶対じゃない
あなたの仕事も、先輩や上司の仕事も、全ては会社の指示命令に基づいています。
社会人である以上、会社の指示命令に従って仕事するのは当たり前ですが、中には「これはやっていいのか…?」と思うものも出てきます。
もしあなたの中にそうした違和感が生まれたら、それは無理してまでやる必要はありません。
会社の言うことに従うのは社会人である以上基本ですが、会社が必ずしも正しいわけではないからです。
それをすることで、誰かに迷惑をかけたり不幸にする恐れがあるなら、そんなことはしてはいけません。
会社に命令されたからといって、どんなことをしてもいいわけでないのはあなたも分かるはず。
そんな命令をしてくる会社だったら、早急に辞めるべきです。
仕事に意識の高さは必要ない
ほとんどの新社会人はこれから働く会社に、「絶対に入りたい!」と思っているわけではないでしょう。
お金が稼げればいい、内定をもらえたのがそこだけだった、何となくラクそうに思えた…
本音の部分はそんな感じで、みんなその会社が好きなわけでも、仕事をしたいわけでもないことがほとんどのはずです。
でもそれはそれで何も問題ありません。
たとえそうだとしても仕事はできるわけですし、世の中はちゃんと回っていることから、仕事に意識の高さの必要ないのです。
もちろん自分のやりたいことがあって、仕事を楽しくやれるのであれば、それに越したことはありません。
もしあなたがこれからの長い社会人生活における仕事を、そうやってやりがいをもって楽しくしていきたいのであれば、ぜひそうなれるものを見つけるために行動しましょう。
結局は人生何とかなる
最後にお伝えしたいのは、結局人生は何とかなるということです。
新社会人になることへの不安は尽きないと思いますが、たとえ何があろうと死ぬことはありません。
また、大半の失敗は人生の中で見れば些細なことであり、時間が経てば良い思い出に変わります。
数年後には、「あんなこともあったな・・・」なんて、笑いながら振り返ることができるようになっています。
それに、社会人ってそんな悪いことばかりでもありません。
学生に比べればお金はありますし、行動も自由ですし、いちいち親の許可も必要ない。大人になると楽しめることも多くなります。
インターネットが発達した今、あなたは多くの社会人のネガティブな実態をSNSなどで見て、暗い気持ちになっているかもしれません。
しかし、あなたがそんな風になるかは、これからのあなた次第です。
どうか不安ばかりに呑まれず、挑戦や失敗を恐れず、理想とする自分になるべく努力しつつ、社会人生活を過ごしてほしいと思います。
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